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東京で見た渋谷と鹿児島

サツマニアンヘスが2018年に実現して2年、ペパボ鹿児島オフィスが設立して1年、鹿児島で暮らす方々と向き合うことが格段に増えた2019年でした。

そんな中、渋谷のヒカリエで開催された『鹿児島×渋谷クリエイティブシンポジオン』という鹿児島のクリエイティブ産業の振興をテーマとした催し物に参加しお話を聞いてきました。

※クリエイティブ産業
個人の創造性やスキルを基礎に知的財産の生成を通し
富と雇用を作ると期待されるもの。

登壇者は、鹿児島市の森市長、日本でもっとも発信力がある街「渋谷」で先進的な取り組みをされている長谷部渋谷区長、東京で暮らしながらも出身地である福島で音楽フェスを企画したり地元と関わっている箭内 道彦さん、東京と鹿児島を行き来し様々な活動をしている鹿児島出身の坂口 修一郎さん。

森市長には、ヘスの実現に向けてフェリーの増便や会場の利用など、多大なるご協力をいただいており、坂口さんに関してはサツマニアンヘスが実現するさらに十数年前(2005年くらい)に、ヘスに繋げるイベント企画を代官山のライブハウスに持ち込んだ際に、たまたまディレクターをされていて、「鹿児島なの?俺もだよー、面白い企画だね」と言って頂いて以来、いろいろとキーポイントでお世話になっていたりします。

鹿児島×渋谷クリエイティブシンポジオン』について簡単にまとめると、クリエイティブは解決しようの無い社会の課題を一瞬でも包むことができる可能性があり、地方を盛り上げる一つの手段にもなるというお話でした。

その中でも箭内さんが地方を活性化するとき大切にしている3つのポイントが響いたのでメモ。

1.地元の力
2.出身者の力(恩返し)
3.どちらでも無い人を巻き込む

地方を活性化するのは、地元の人だけでもなく、都会で暮らす出身者だけでもなく、様々なカテゴリーの人たちが共存して、その地域のコミュニティを創ることが楽しい街になるための近道であり大切なことであるということ。

さて、鹿児島を離れて20年以上、人生の半分以上を東京・埼玉で暮らしている自分は、もはや鹿児島の人ではなく、たまにはよそ者扱いされることもあったりますが(笑)東京で暮らす身だからこそ地元・故郷に恩返しできることはたくさんありそうです。

そして、ここで重要なこと。故郷への恩返しがボランティアになるのではなく、地元の人のビジネスとしても成立して、尚且つコンテンツやサービスを提供する側も経済的側面でプラスとして成立さなければならないということ。

月に1週間ほどは鹿児島、それ以外は東京という生活も1年過ぎましたが、東京にいるからこそ得られること、そして得たことを鹿児島に還元できることも多いと感じていますし、サツマニアンヘスも東京で暮らしながら、鹿児島に思いを馳せていたからこそ実現することができました。

ペパボでもサツマニアンヘスでもその側面を忘れずに、デュアラーとしてよき成果をアウトプットできるように、どんどんやっていく所存です!

デュアラーのみなさん!フェス好きな方!インターネット大好きな方!クリエイターの方!地元を盛り上げたい方!盛り上げるってどういうことって思っている方!ブログやSNSを通じてどんどんコミュニケーションとって一緒に面白いことやって行きましょー。

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