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女友達の彼氏

漫才ネタ「女友達の彼氏」(2022)

普段、ほとんど台本を作ることなんてないんだけど
コロナ禍になったりで無駄にダラダラ打ち合わせをすることが罪みたいになってしまったのである程度は台本にするようになった。

新ネタを作る本数も賞レースがなくなってから減ったけど、それでも今年に入って10本くらいはやっているんだと思う。
これといった目標もないから全部ゆるくて本ネタとして残るようなものもないのですが
まあ作ってるって事実だけでも大事なのかなって20年をもうすぐ迎える漫才コンビに対する建前だったりします。


ただもちろん、別に新ネタを作らなくてもよくて。あるものを改良していく方が大切だったりもしますけど
せっかく作るからにはある程度「これ、面白そう」ってやつしかやってません。

例えば何かに追われて「警官、職務質問」と設定だけ書かれた白紙のノートを埋めていくような作業はしません。
多分それでも漫才みたいなものは作れるんだろうけど。大喜利30答くらいして繋いでみればカタチにはなります。いや、僕らの場合はカタチにすらならないのか。
これで漫才作る人たちって技術や話術、表現力がハンパないもんな。
技術と話術と表現力を捨ててるのに頑張れてる方ですよね。(捨てたくて捨てた訳ではない)


この「女友達の彼氏」の設定を思いついたときは、すごく閃いた感じがあって。
自分達が主催の漫才イベントで、60分の新ネタ漫才をやった中での1本。
何となく60分漫才っていうと偉そうだけど何のこともなくて5本くらいの漫才をただ繋げてやってる感じ。
このイベントが6月の下旬だったので今の時点で一番新しいネタです。

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