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ポルノ中毒の真実:誰もが依存症になるわけではない、その理由と克服法を徹底解説

こんにちは、ふみりま。
noteを2020年辺りから執筆していている内容を振り返ると「オナ禁」「ポルノ断ち」「ライフハック関連」「投資」「仮想通貨」などのタイトルで執筆しております。
この中でどのタイトルが一番読まれているかというと「ポルノ断ち」に関する記事という事がわかりました。
禁欲コンテンツを配信する上で「ポルノ断ち」が需要あると判断し、僕がこれまでポルノ断ちでの体験と本書などで得た知識などを執筆していこうと思います。

今回のタイトルとは関係ないですが僕が執筆した書籍紹介します。
もしご興味ありましたら参考になさってください。


ポルノ中毒は誰にでも起こるのか?

ポルノ中毒に関する話題では、「誰でもポルノ中毒になってしまうのか?」や「そもそもインターネットでポルノを観るのは良くないのか?」という疑問がよく浮かびます。結論から言うと、誰もがポルノ中毒になるわけではありません。人々の生活様式や育ちの背景は多種多様であり、ポルノを観ることで全員が依存症になるわけではないのです。

ドーパミンと快楽の関係

ポルノを観ると、脳内でドーパミンという快楽物質が放出されます。これは一時的な快楽をもたらし、例えばおいしい食べ物を食べたり、テレビゲームをしたり、セックスをしたりする時と同じような感覚です。しかし、同じ刺激を繰り返し受けていると、次第にその快楽に慣れてしまい、より強い刺激を求めるようになります。これは覚せい剤などでも同じ症状が見られます。

覚せい剤と中毒の歴史

戦前には、ヒロポンという覚せい剤が薬局で簡単に購入できるものでした。当時は有害物質として認識されておらず、夜眠らずに働けるという「魔法の薬」として一般の人々に使用されていました。しかし、ヒロポン中毒になって廃人になった人もいれば、きっぱりと止められた人もいました。このように、覚せい剤を使用したからといって全員が中毒になるわけではないのです。

アルコールやタバコの例

アルコールやタバコも同様です。過度に摂取しなければ生活に支障をきたさずに楽しむことができます。例えば、仕事終わりの一杯のビールや週末の友人とのワインタイムを思い浮かべてください。それらは日常のストレスを和らげ、リラックスするための手段となります。しかし、これが毎日大量のアルコールを摂取する習慣になってしまうと、身体や生活に悪影響を及ぼします。つまり、強い刺激を求めなければ、アルコールやタバコとも上手に付き合っていくことができるのです。

ポルノ視聴と中毒の関係

ポルノ視聴についても同じことが言えます。ポルノを観たからといって全員が中毒になるわけではありません。例えば、おいしいものばかり食べていると、それに麻痺してしまい、もっとおいしいものを求めるようになることがあります。しかし、月に一度おいしいものを食べると、その価値が増すのと同じように、ポルノもほどほどに楽しめば依存症にはなりにくいのです。

中毒になりやすい人の特徴

どんな依存症でも、依存しやすい体質の人は一定数存在します。例えば、少しハートが弱い人や何かに頼りがちな性格の人、宗教に依存する人、独身で時間を持て余している人、趣味がない人、恋人がいない人、モテない人、コミュニケーション能力が劣る人などがポルノに陥りやすい傾向があります。

日常生活の影響

具体的な例を挙げると、ストレスの多い仕事をしている人が帰宅後にリラックスするためにポルノを観ることがあります。この場合、ストレス解消の手段としてポルノを利用しているため、徐々に依存するリスクが高まります。また、社会的な繋がりが少ない人や孤独を感じている人は、ポルノを観ることで一時的な満足感を得ようとする傾向があります。これも依存を助長する要因となります。

ドーパミンの放出量

ドーパミンの放出量については、以下のようなデータがあります。ベースラインを100とすると、おいしいものを食べている時は150、ゲームをしている時は170、セックスをしている時は200、タバコを吸っている時は220、コカインが450、アンフェタミンが1000、メタンフェタミンが1300といった具合です。インターネットポルノについては、ゲームをしている時と同じく170と測定されています。つまり、ポルノはセックスよりも低いドーパミン放出量となります。

ドーパミンと快楽の違い

このドーパミン放出量の違いは、快楽の質にも影響を与えます。例えば、セックスによるドーパミン放出は身体的な快楽と感情的なつながりを伴いますが、ポルノ視聴によるドーパミン放出は主に視覚的な刺激に依存します。そのため、ポルノ視聴による快楽は一時的であり、持続性に欠けることが多いです。

ポルノ中毒の克服方法

したがって、ポルノ断ちもゲーム依存と同じ方法で克服できるのではないかと考えられます。ゲーム好きな人やゲームを全くやらない人がいるように、ポルノ好きな人やポルノを全く観ない人も存在します。中毒の人にとっては、手が震えてきたり生活がまともにできなくなる禁断症状が現れることもありますが、ドーパミン放出データを見る限り、ポルノは他の快楽と比較すればそれほど強い快楽ではないという結果です。

ポルノ中毒と依存症の共通点

依存症全般に共通するのは、快楽を求める行動が制御できなくなることです。例えば、ギャンブル依存症の人は、勝つ喜びと負けた時の悔しさが交互に訪れ、次第にギャンブルのスリルを求めてしまいます。同様に、ポルノ依存症の人も、視覚的な刺激とそれに伴う快楽を求めて、次第により過激な内容を求めるようになります。

克服のための具体的な対策

ポルノ中毒を克服するための具体的な対策としては、以下のような方法があります。

1. 規則正しい生活習慣の確立

まず、規則正しい生活習慣を確立することが重要です。毎日同じ時間に起きて、適度な運動を取り入れ、バランスの取れた食事を摂ることで、身体と心の健康を保ちます。これにより、ポルノに依存しなくても満足感を得られる生活を築くことができます。

2. 趣味や興味のある活動を見つける

次に、ポルノ以外に楽しめる趣味や興味のある活動を見つけることも効果的です。例えば、スポーツや読書、音楽、アートなど、自分が熱中できるものを見つけることで、ポルノに頼らなくても充実感を得ることができます。

3. 社会的な繋がりを大切にする

さらに、社会的な繋がりを大切にすることも重要です。家族や友人とのコミュニケーションを増やし、孤独を感じないようにすることで、ポルノに依存するリスクを減らすことができます。また、支援グループやカウンセリングを利用することも、同じ問題を抱える人々との交流や専門家のアドバイスを受ける機会となり、有益です。

4. 専門家の支援を受ける

ポルノ依存が深刻な場合は、専門家の支援を受けることが必要です。セラピストやカウンセラーと一緒に、依存の原因や対策について話し合い、具体的な治療計画を立てることが大切です。専門家のサポートを受けることで、より効果的な克服方法を見つけることができます。

専門家の支援を受ける

1. セラピーとカウンセリング

ポルノ依存が深刻な場合、セラピストやカウンセラーの支援を受けることが有効です。専門家は依存の原因を深掘りし、個々の状況に応じた対策を提供します。例えば、認知行動療法(CBT)は、思考パターンと行動を変えるための効果的な手法です。これにより、依存症の引き金となるストレスや感情に対処するスキルを身につけることができます。

2. グループセラピー

また、グループセラピーも有効です。同じ問題を抱える人々と経験を共有することで、孤独感が軽減され、相互のサポートが得られます。例えば、ポルノ依存者のための12ステッププログラムでは、段階的に依存症を克服するための具体的なステップを提供しています。

日常生活での実践

1. トリガーの特定と回避

ポルノ中毒を克服するためには、自分がどのような状況や感情でポルノを観たくなるのかを特定し、それを避けることが重要です。例えば、ストレスを感じた時や孤独を感じた時にポルノを観る傾向がある場合、それに代わる健全なストレス解消法を見つけることが大切です。

2. デジタルデトックス

さらに、デジタルデトックスも効果的です。スマートフォンやコンピューターの使用時間を制限し、インターネットの利用をコントロールすることで、ポルノにアクセスする機会を減らします。例えば、特定の時間帯にインターネットを使用しないようにする、またはポルノサイトをブロックするフィルタリングソフトを使用することが有効です。

健康的な生活習慣の確立

1. 運動の習慣化

運動はストレス解消に非常に効果的です。例えば、毎朝30分のジョギングやヨガを取り入れることで、体力だけでなく精神的な健康も向上します。運動によって得られるエンドルフィンの放出は、ポルノによるドーパミン放出と同様に快楽を感じさせますが、健康的な方法で快楽を得ることができます。

2. 食生活の改善

バランスの取れた食事も重要です。例えば、ジャンクフードや高糖質の食品を控え、野菜や果物、全粒穀物を多く摂ることで、体調が良くなり、精神的な安定も得られます。健康的な食生活は、全体的なウェルビーイングを向上させ、依存行動を減少させる助けになります。

ポルノ視聴のコントロール

ポルノ視聴を完全にやめるのが難しい場合は、視聴時間をコントロールする方法もあります。例えば、1週間に1回だけ視聴する、特定の時間帯だけに視聴を限定するなどのルールを設けることで、ポルノに対する依存を減らすことができます。

自己認識と自己改善

1. 自己認識の向上

自己認識を高めることも重要です。自分の感情や行動を客観的に見つめ直し、何が依存行動を引き起こしているのかを理解することで、対策を講じることができます。例えば、日記をつけることで、自分の感情や行動パターンを把握しやすくなります。

2. 自己改善の努力

自己改善のための努力も重要です。新しいスキルを学ぶ、目標を設定する、自己啓発書を読むなど、自分を成長させるための活動に時間を費やすことで、ポルノ依存から抜け出す助けになります。

まとめ

ポルノ中毒は誰もがなるわけではなく、人それぞれの生活習慣や環境、性格によって依存しやすいかどうかが決まります。ドーパミンの放出量を考慮すると、ポルノ視聴は他の快楽行動と同様に適度に楽しむことで依存症になるリスクを減らすことができます。依存症になりやすい人は、自分自身の生活環境や行動を見直し、健全な生活習慣を確立することが重要です。

ポルノ中毒を克服するためには、規則正しい生活習慣の確立、趣味や興味のある活動の発見、社会的な繋がりの強化、専門家の支援の活用が効果的です。また、自分自身の感情や行動を客観的に見つめ直し、自己改善に努めることで、ポルノに依存しない健全な生活を送ることができます。ポルノ視聴を完全にやめるのが難しい場合でも、視聴時間をコントロールすることで、依存のリスクを減らすことができます。

このように、ポルノ中毒に対する理解を深め、適切な対策を講じることで、誰でも健全な生活を取り戻すことができるのです。

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