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ハロプロから人生を学んでいる話

コロナの影響による自粛期間で、私はいつの間にかしっかりめのハロプロ好きになっていた。

最近は「聴くビタミン剤」ことBEYOOOOONSを聴いている。反撃できないくらい圧倒的な「陽」でいつもわたしを叩き起こしてくれる。同じく聴くと不思議と元気になるアンジュルムは箱推ししているしかなり聴いている。それからモーニングもJuice=Juiceも聴いている。つまりほぼ全ユニット聴いている。

「「「私には可能性が!詰まってるんだぞい!!!!」」」

元気がでる曲を聴いたところで生きづらい現実は変わらないのだけれど、「ちょっとは前向きに考えてみるかー!」とマインドの軌道修正ができる。ビヨンズすごい。いつもありがとう。

今日は私がハロプロから人生を学んでいる件について少し話したいと思う。


自己プロデュース力の鬼

ハロプロで活躍しているメンバーは、何千人という応募の中から吟味に吟味を重ねた上で選ばれているので(研修生ももちろん厳しい戦い)、それはそれは素晴らしいポテンシャルを持つ人たち。つまりグループは最強戦士たちの集い

そんな中でファンに愛されファンを愛してグループの一員として生き抜いていくのはたやすいことではないはず。私がみていてひしひしと感じるのは、「自己プロデュース力」の大切さだ。

先日スカパー!で放送された「ソロフェス2」は、その名の通りユニットでなく一人でステージを作って発表するというもの。そこで私は「自己プロデュース力が高いこととはどういうことなのか」を学んだ。

得票数の多かったメンバーを見ていて以下のような共通点が見えた。

①自分を客観的に見ていて、どう見られているかを理解している
②自分の「好き」「やってみたい」「得意」をパフォーマンスに取り入れる
③手間をかけて準備・練習している(のが伝わる)
④意外性を取り入れている

他のメンバーは「歌って踊る」を基本としたステージを披露している中、優勝した野中美希ちゃん(通称:ちぇる)は自分でアンジュルムの楽曲を編曲してきた。しかもさりげなく自分の声が綺麗に出る音域に変えてきていた。しかもそのアレンジが原曲よりしっとり大人っぽく仕上がっていてちぇるのキャラクターにマッチしていた。キーボードの演奏も取り入れてたし、タイミングとか音の出し方とかきっと練習したんだろうな…完璧すぎて努力を感じさせないくらい完璧だった。実際はかなり力を入れて練習したはず…。とにかく一気にちぇるの世界観に引き込まれた。

先程の項目にあてはめてみると…
①自分の声質とキャラクターに合わせた編曲
②編曲や生演奏ができる
③編曲を自分でやるほど時間と手間をかけて準備している
④「え!?編曲したの!?」という驚き

見る人を楽しませるためにどんな手間も厭わず努力していることが伝わるステージ。ちぇるすごい…努力家すぎるよ…そしてオタク心をわかっている…。

自己プロデュース力、私も鍛えたい。そしてちぇるのように自信を持って輝きたい。大事なポイントは愛を持ってしっかり手間をかけること。ハロプロさん、本質をありがとうございます…。


十人十色!グループはバランスが大事

歌が上手い、ダンスが上手い、美人でキャラ立ちする、トークが面白い、英語が堪能・・・などなど、メンバーたちはグループ内でそれぞれの個性を活かして活動している。つまり十人十色だ!

ハロプロ各チーム、メンバーの入れ替わりも多いはずなのにすごくバランスがいいなと思う。

例えばモーニング娘。21には、普段は天然でぶっ飛んだキャラだけど後輩の細かい気持ちの変化に気づいて声をかけられる人(佐藤優樹ちゃん)がいて、ハロプロ屈指の歌唱力でかっこいい背中を見せてグループを引っ張っている人がいて(小田さくらちゃん)、ダンスが上手でとにかく優しくてみんなから愛される グループの潤滑油のような人がいて(石田亜佑美ちゃん)、、、みんなそれぞれ性格も得意なことも違うけど、お互いに補い合って讃えあってさらにその先へ進もうとしているのを感じる。

これはプロデューサーがオーディションやメンバー加入の時点でその人の性質や成長を見越してバランスを取りに行っているのだろうか・・・だとしたらプロデューサーすごすぎるな。

会社も同じだと思う。
人はお互いが影響しあって生きているから、一緒に働くチーム内のバランスが取れている状態が心地よく働ける場になるのだと思う。

ってことは採用って超大事だし、マネジメントって超大事だし、お互いがお互いの強みと弱みを知っていることも超大事。

どこかの誰かが言っていた「早く行きたいなら一人で行け。遠くへ行きたいならチームで行け」という言葉。チームだからこそ見ることができる景色があると思うと、やっぱりチームっていいな。遠くの景色、見たいもんなぁ。これからも私はその時々でチームを組んでいくような仕事をしていくはずなので、「私って今ハロプロの誰ポジションだろう?」とか考えて仕事してみようと思う。バランスの良いチームって何だろうと考えつつ、気持ちの良い仕事ができるように。自分ができることをしていきたいなと思った夜。


まとめ

ハロプロから人生学ぶこと多すぎるので今日は2つに絞って書いてみた。最後にアンジュルムの某曲に出てくる私の大好きな歌詞を紹介させてほしい。

ー 夢に見ていた人生じゃなくても
  真っ当に暮らしていく今時 ー

世界がウイルスで大混乱だったり、ヤバイ大人に幻滅したり、心優しい人が報われなかったり、今かなりハードモードな人生だけど、真っ当に暮らしていきたい所存。最後まで読んでくれた方の明日にちょっといいことが起こりますようにと願いつつ寝ます。おやすみ!


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