メタ認知の使い方

書き溜めメモより。
これは2022年1-3月かな。

「さしフワご相談ナイト」より

フワちゃん自ら企画した番組。
私のこのブログを読む人なら、きっと刺さるのでぜひ見てほしい!
単発なのでレギュラー希望!!

番組趣旨は、親友のフワちゃんとさっしーがベッドの上で部屋着を着て、二人で普段のテレビではしないような話をしよう!って感じ。

フワちゃんのオールナイトニッポン0(一人ラジオが苦手なので頻繁に知り合いを呼ぶで有名。好き)を楽しく聴いている身としては、親友二人で盛り上がってるのが動画で見れるのいいね!くらいの好奇心だったのです。

ところがね、いざ番組を見たら、二人はわりと踏み込んだ話をしながら、しかし一方では自分たちのイメージをキープしながら、上手に素を出すんですよ。
すごかったな。高度な話術の極みだよ。

「できるだけ誰も傷つけずに自分らしくいる」というのは、なかなか出来ることじゃない…。
私なんて人に嫌われたくなさすぎて「みんな」を極力狭くするタイプなのでね…自分と合わなさそうな人は自分から見えなくしちゃう。

自分らしくいるとは

そしてそもそも、自分らしくいるのは難しいことですよね。らしさって何?って感じだし。

さらに、自分の利益を守りながら自分らしくいるのはさらに難しいことだと思うのです。

さしフワでいえば、仕事がなくならないラインで(むしろ増やすように)、出来るだけ誰も傷つけずに、かといって自分たちの個性はなくさず、テレビの裏側や本音を語る、という高難易度の話芸を見せてくれた。

二人は「客観視できるほう」と言っていて、気づかない・気にしない人とは異なるタイプと自認していた。

コンプレックス刺激の対処法

私たちは我慢してきたのにフワちゃんはずるい、と言う一般の出演者に「コンプレックスを刺激する存在っているよね」とフワちゃんが言うのはすごく…すごぉーくいいなと思った!

自由なフワちゃんを見て、悔しい、私はそんなふうにできないのに、ずるい、と思う人はいると思うんですよね。

フワちゃんもそれを理解していて、そこで変に萎縮せず、堂々としているのがよかった。
「あなたと私はこういうところで違うけど、こういうところは同じだよ」と、ラインを指さしただけ。

それ以上のことはしないし、求めない。
それだけで十分だなと思った。

世の中は、自分と違うものに対して攻撃したり、同じにしようとしたりすることが多すぎる。

私も、コンプレックスを刺激される相手がいると攻撃的になる(自分を守ろうとする)自分がいるのを感じていて、でも…相手との線がハッキリ分かれていれば、そもそも攻撃する必要はないはずなんだよね。
おこがましくも、どこかで同質と思っていて、同質なのになんであなただけ恵まれて…!と思ってしまう思考の罠。

個人的には、同質な人間を育て、自他の境界を曖昧にすることで大きくなってきた国だと思ってるから、同じであることが未だに根強く正の世界だと思うし、そうじゃない世界にしたところでこの国どうなるんだよ!前例ない!怖い!という感覚なのかなと思ってる。

だからこそ教育は、自分の経験を再生産してしまいそうになる無意識をグッと抑えて、今本当に必要なことは何か、考えて、作っていかないといけないのです。これは業界全体の急務です。

話がそれました!

メタ認知に溺れて

上京していつからか、特に男女交わる飲み会は、メタ認知の連続で、いやになる。
自分も酔って何もかも気にしないで振る舞える時もあるけど、何もかも気になってしまう時もある。

ライトな例でいうと、
あの人とあの人、いい感じだな…とか、
ああ、トイレついでに席を移動して狙いを定めたな…とか、
そういう発言でこう見せたいのね、とか。

最近もメタ認知に溺れてたんだけど、さしフワの振る舞い方で学んだ。
溺れなくていい、泳いでいけばいいんだわ。

メタ認知してる自分が嫌で隠したかったんだけど(でもメタ認知してる人にはバレます。笑)、メタ認知合戦しててもいいじゃない。

「あ、今こう思ってたでしょ」みたいな感じで、さっぱりした関係を築いていきたいんじゃ〜

編集後記
とはいえ、旧知の仲にはあまり適用されないかも。コミュニケーションの型が染みついてますからね。

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