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daily🌱常春の山で、知らんおじいちゃんとタケノコを掘る

🌱常春を歌う山
4カ月ぶりに近所山へ。耀きわたる新緑。道までもぴかぴかと光っている。
そこかしこに流れていた冬の挽歌が、間違いなく消滅している。
悲嘆も苦しみもない。
かといって絶頂期の刹那さもない。
まるで永久に春がつづくかのような力強さ。
さすがの行楽シーズン。
とはいえ、近所山は、ただの田舎の低山なので、遠くからお越しの方もおられず、ソロのシニア地元民とたまにすれ違うのみ。
定番の古墳の前で、寝転がって、視界いっぱいのみどりを見る。
山のなにがいいんだろう。
ひとけもない、建物もないところにいると、意識がどこまででも広がる気がする。
不快なもの、気をもっていかれるものがどこにもないせいか。
30分くらい、シートの上でぼーっとしていた。感謝。


🌱知らんおじいちゃんとタケノコを掘る。
下山途中で会った紳士が、竹林を指さす。
タケノコを掘りにいくらしい。私有地じゃないからいいらしい。
自称85歳の紳士が、びっくりするくらいの急斜面をほいほい登っていく。
建築業だったらしい。待っておじいちゃん。
いますぐ切り落とした方が部分や、米ぬかが手に入る場所まで、間断なく情報を乱打してくる。
おじいちゃんはタケノコ4個が入ったビニール袋を押しつけながら、名乗るだけ名乗って去っていった。
「また山で」。感謝。



🌱道なき道で、残されたわたくし。
手にはタケノコ4個。道がなさすぎてびびる。
見えている道になんとか合流する。ひさびさすぎたのか、道でなさすぎたせいか、帰ってから、ランナーズニーになった。
標高のある山に行くまでよかった。感謝。
もうちょっと足慣らししたい。



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