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daily🌱陰徳と、鎌倉殿のなかの九郎


🌱鎌倉殿のなかの九郎の説得力
浅薄で直情家で、心の機微がわからない。
正室と側室をごったまぜにし、意図せず背かれる。
懐は広くなく、政治力が絶無で、赤子の手をひねるようにからめとられる。
その一切を消し炭にするくらいの、天賦の才をもつ。戦場においては。
という九郎義経。
これから、九郎亡き後、静御前が、頼朝のまえで命懸けで九郎を慕う歌を舞うけれど、フラグは立っているけれど、説得力がなさすぎた。
巴御前はたやすく命を懸けそうだったので、みんながそうというわけではないけれども。
鎌倉殿の九郎がどうあろうとも、わたしのなかの九郎は変わらない、という、推しが結婚したときのアイドルファンみたいな心境になっている。感謝。

🌱陰徳の積み方
職場で陰徳を積もうと思って、先輩に聞いてみた。
だれにも気づかれずコピー用紙補充と、だれにも気づかれずシュレッダーゴミ袋かたづける以外に、何かない?
「組合どう?ほぼ誰にもバレないよ」
悲しい。悲しすぎる。一瞬で悲哀に巻きこまれた。
先輩は職場の労働組合員で、そこで陰徳をお積みらしい。
「仏教には七施というのがあって、人を安心させることや、ニコニコしていることもお布施のうちらしいですぞ。悪いことをしないというのも陰徳ですぜ」
それなら陰徳つみすぎじゃない私。
さらにいっそう積もうというの。先週、UNHCRに寄付したし。
あ、だめだ、言ってしまったら陰徳じゃなくなってしまった…?
「私は王様の耳はロバの耳みたいなものなので、ノーカンでいいと思います」
なにその抜け道。大乗仏教。
「色即是空。いないと思えばおりませぬ。私は木石のごときものなのでございます。木石がなぜ口をききましょう。ゆえに私に話しても人に話したことにはなりませぬ。ゆえにノーカンでござる」
陰徳について話したら、いつのまにか陰徳の抜け道を考えだし、徳が下がりそう。感謝。

🌱
うちの姉、その名はジャイアン。
ジャイアニズムによってもたらされた書物、60冊は読んだ。
飽きた。あははは。
昨日から、自分のもともとの好みの本を読みはじめた。気持ちいい。
1冊で1日、通勤車内、ランチタイム、退勤車内と読みつづけて読了する。
丸一日でぐるっと物語が始まって閉じるこの感じ。ものすごく気持ちいい。
はーーーーこれだよこれ。このスピード感。気持ちいい。感謝。

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