見出し画像

みんなが好ましい場所を探す

ちょっと間が空きました。

またいつものごとく、この瞬間の思考を書き留めておく。

これまでの経験から体系立てた概論からfirandoを立ち上げ、市場に出して調整するために、最初は余白を持って様々な設定をしました。

例えば、パッケージにしても、可能な範囲(現状手を出せる、そして後々修正可能な範囲)で打ち出し、価格にしても、下げるのは後からでも可能なので、初期値に余白を持たせました。

オフィシャルサイトでの販売の他、他社様に卸すことを想定してますので、その手数料や年々上がる資材費、送料に関しても、予め対応可能にしておかないといけません。

そして現段階で、商談を様々に進める中で、またオフィシャルサイトでのご注文が増加していく中で、この調整について、オンタイムで記しておきたいなと。

画像1

(こだわりの厳選素材は絶対変えない)



徒然と書いているようですが、ここで頭に入れておく必要があるのは【順序】です。

地域資産ブランディングの中で、地方で0から創るブランディングの順序を公開しました。

その次。実際に市場に出すと、リアルなニーズが分かってきます。

企画(時事商品へのご提案、または通年ニーズへのご提案)、規格、価格、装丁、あらゆるものが、それぞれで細かに変わる。

地域資産ブランディングの次は、市場との整合性を丁寧に取っていくこと。

ただこれは、余白を持った、これがベスト、という軸がないと、作り出せないな、というのに気がついたのと

画像2

ポスターも完了。


ここでね、私の中で葛藤が生まれます。

これは妥協ではないのか?って。例えば装丁や価格、規格に対して、現実的に調整が必要だと分かることは多々ありますね。

そのとき、最高の状態はこれ、だけど妥協するの?って、問いが生まれるわけです。


画像3

ポスターは引力重視。



私の結論は『階段は一段ずつ』。

そして『妥協ではなく、優先順位』。

『こうしたい、というエゴではなく、望まれるカタチに合わせていく(つまり、エゴを置いておく)ことで流れは巡る』

『すべてはベストに起こっている』ってことでしたね。



 【自分が表現したいこと】も大事。

ブランディングとは中心に湧き上がる熱量を外に向けて創り上げていくことで、外側だけ作ったって中が空っぽなら、何にもならないから。

だけど私が望むのは【受け取った人が喜ぶこと】。

それは、『折り合い』なんですよね。

妥協とは言わない。だって、どちらも望みだから。同時に、今この瞬間を丁寧に生きてるから。

みんなが好ましい場所を探したい。だって、世界に実は境界線ってなくて、一緒に栄えていくのが、私の望みだし、本来の自然な姿だから。

すべてを決めるのではなくて、流れに任せる部分も合わせて作る。全体として生きた方が、出来ること増えますし。笑

(エゴを表現したいなら、それができる場所でやればいいだけで、私はこうしたいんです!の押し付けは本当の望みじゃない。本当の望みを、その都度ちゃんと選びたいんですよね。スタッフを預かっているなら、尚更エゴで選ぶのは、経営判断としても最善ではない。実質的に。)

ひとつひとつ。

一歩一歩。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?