自分の価値がわからないという方へ
本来、
ものやサービスの価値は
人によって異なるのが当たり前です。
自分独自の価値判断ができないと、
現時点で値札がついていないものの価値は
ゼロに見えてしまいます。
「自分には何の価値も取り柄もない」
という人は、その典型です。
例えば、
「いま、自分を雇ってくれる人はいない」
↓
「いま、自分の労働力には値札がついていない」
↓
「だから、自分には価値がない」
という発想では、
誰かが値札をつけてくれるまで、
自分で自分の価値を認識できません。
値札がなくても、
価値あるものは
自分で評価・判断できる
能力を身につけないと、
ごく身近に大きな価値の源が
転がっていても、
それに気づくことができません。
◎自分独自の価値基準を持ち、
プライシング能力を身につけるためには?
物を購入するたび、
サービスを受けるたびに
付いている値札をいったん忘れて
「この商品、このサービスの
自分にとっての価値はいくらなのか?」
を考える癖をつけることが大切です。
日々そういう意識を持って
買い物をしていると、
自分にとって何が価値であり、
どんなものにどれだけの価値があるのか、
少しずつ分かってきます。
そして、
考え続けることによって
「自分独自の価値基準」も
明確になってくるようになります。
『マーケット感覚を身につけよう』
著者:ちきりんさん より
▶︎▶︎▶︎
誰かが自分に価値をつけてくれるまで、
自分の価値がわからないというのは
さみしいですよね。
さらには、
誰かが自分の価値をつけてくれなければ、
自分の価値を認められないというのは
とても息苦しいです。
他人からの値付けに依存するよりも、
自分で自分の価値を理解し
認めてあげられたら、
今よりも自分のことが
好きになれるはずです。
「自分自身の価値がわからない」という方は…
・自分が何に価値を感じているのか?
・今は価値がつけられていなくても、
どんなものにどれだけの価値があるのか?
を、日々の生活の中で
考える練習をしていくと、
見える世界が変わって
くるのではないでしょうか?
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