新規事業と転職

最近、自分の仕事と転職について考えることが多くて、やっと言語化できつつあり、それをまとめようと思う。

まず自分の仕事。
早い話が新規事業だと言うこと。
といっても五年以上経った新規事業で、それは新規事業なのか?という疑問もあるが。

ネットの情報や新規事業のコンサルをやっている先輩がいて、様々情報を仕入れると置かれた状況を理解できるようになってきた。

新規事業というのは新しいことに挑戦している。知らないことを知って、ビジネスにのせる難易度の高いこと。

情報を集め、精査し、不測の事態を予測して暗中模索で前にすすむ。

蜘蛛の巣に引っ掛かったり、躓いたり、穴に落ちたり、いろんなことがある。

そこを安全に行くのは難易度がたかい。

過去登場してきたパワハラ旧上司がいなくなり、陣頭指揮をとるのが自分になり、責任が重くのし掛かってきた。

そして、自らの能力は不十分であると認識せざるを得なかった。

パワハラ上司とはいえ、ある程度おとしどころをうまくやって仕事をしていたんだな、と思えた。

かく言う私は、配属2年目、入社3年目で未熟で、何が正解なのかわからないなかで、すすんだ。
ある程度正解があるなかで力をつけるわけではなくて、まず荒波に放り出される、溺れながら力をつける。そんな感じだ。

そうなると暗闇のなかに蜘蛛の巣も石ころも穴も大量にある。

やっぱりそれは不安だ。

そんななかで中途社員の教育を任されたりもした。

完全にキャパオーバーで、中途半端になってしまってる部分は否めない。

新規事業、能力不足、教育。
おもにこの三つで不安にさいなまれている。

期待されているとはいえ、重荷を私に振っている、会社にいくらかの不満がある。

修士を仮に出た身で、自分のキャリアパスも懸念材料のひとつだ。

それで転職を考えている。

なんだか消去法な転職ではあるが、魅力的な転職先があればと思う。

こうして書くとある程度自分の話が一般化できて、悲劇のヒロインにならなくてすむ。

転職前に責任を背負っているのも、よくある話ではある。

今いる会社で荒波に揉まれるのも、転職して心機一転するのも、人生である。

失敗を経験するのが一人前の社会人だとすれば、どの道でも対して変わらないのかなとも思う。



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