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この荷物をずっと持ち続けないといけないのだろうか?

最近、ぞっとすることがあった。


今日は、離婚した、元主人の話である。
元主人は、私と感性がよく似ていた。

好きになるもの、心惹かれるものが近く、心のストライクゾーンがかなりかぶっていた(もしかしたら多少は合わせてくれていたかもしれないけど)。


離婚したのは数年前のこと。
コロナ禍も挟み、転職もし、私自身はすっかりその過去から解放されたと思っていた。

けれど、見えない糸に引っかかってしまった。

誰かに、自分が好きなものを好きになったきっかけや、行ったことのあるところの話をすると、どうしても元主人のことを話さないといけなくなってしまう。
元主人が亡霊のようにフッと現れるのだ。本当にぞっとする。

通算10年近く一緒にいた人の影なぞ、簡単に拭えるはずもなく。

自分のことを話しているのに元旦那の存在を掘り起こさなきゃいけない状況に、しんどさを感じている。自分としては消化済の傷とはいえ、蒸し返さないといけない状況は結構重い。


過去は捨てられないから、そりゃあ元旦那については話題に上がってしまう。
でも、引きずっていると勘違いされるのは心外である。

変に暗いトーンで語ると、まだ引きずってるのでは?と思われそうで、がんばって明るくネタっぽく語ろうと努めている。だが、それがまたしんどかったり。

離婚経験者の方々は、この荷物をどう持っているのだろう?
ずっと持ち続けていかなければいけないのか?

それとも、まだまだ傷が修復できていないのだろうか。

困ったなあ。



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