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【おふとんな日々vol.88】子どもとかかわる仕事のイメージ

こんばんは!
今週も旬香さんとの交換日記note「おふとんな日々」、始まりました!
10月24日(水)はfumiが担当いたします。

と思っていたら、本日は木曜日だったんですね!昨日投稿の予定だったのですが、曜日を勘違いしておりました。大変失礼いたしました……。
言い訳になりますが、シフト勤務、特に日曜が休みだと曜日感覚を失いますね。

そうそう、日曜日休みといえば、旬香さんも行っていた「文喫」へ行ってまいりました!私は六本木店へ。

朝9時の開店とともに入ったら、日曜にもかかわらず人がほぼいなくてのんびりできました。午後からは人が増えてきたので、朝活しに行くのがおすすめです。

全部しっかり読めたわけではないですが、今回のチョイスリストを載せて起きます。↓


お昼はナポリタンを。

食べかけで失礼します

文喫でのんびり読書タイムをしたあとは、美術館でカメラタイム。
久々に充実した休日でした!

国立新美術館に行ってみました

さて、近況報告はこのくらいにして、今回のテーマに移ろうと思います。
テーマはズバリ「子どもとかかわる仕事のイメージ」

前回、お互い「キャリアの現在地」について書いてみたら、いざ子どもに関わる仕事を選ぶ段階になってギャップを感じた話がでてきました。給料が低い、業界のジェンダー意識等々……。

子どもとかかわる私たちのイメージって、世間の認識とだいぶズレがあるなあと思うのです。

学生時代から、「子育て向いてそうだよね!」「子ども好きなんでしょ?」「保育士の女の子を彼女にしたい」etc…、周りのびっくり発言も聞いてきました。

今回は、私自身がよく聞かれる質問から、子どもにかかわる仕事はどんなイメージを持たれているか、深掘りしてみようかなと……!!

質問形式で書いてみようと思います。どうぞお付き合いください。



今までこんな質問をされてきました

「子どもにかかわる仕事をしている」からこそ聞かれる質問が色々とありました。リストアップしてみたらなかなかおもしろいです。


Q. 子ども好きなんだよね?

前回、書ききれなかったのですが、学生時代、同級生の大半はこんなふうに話していました。

「子どもが大好き!」
「目に入れても痛くないぐらい!」
「家に連れて帰りたいくらい子どもがかわいい!(それはアカン)」

そのノリについていけなかったのが、私です……。

もちろん嫌いではないけど、ものすごく大好きというわけではないんですよね。興味・関心があると言った方が近い。冷たい言い方をすると、研究対象といいますか。

子どもでも「人」だから相性があるはず。子どもはいつか大人になるし、街にいるたくさんの大人だって子どもだったわけで、「子ども」だから好き、に違和感があります。

年の離れた弟で擬似母体験しているせいもあるんでしょうかね。
「かわいいかわいい」と思っていたら、自分より大きくなっていた弟。初めに「子どもはかわいいだけではすまない」現実を突きつけてきたのは彼のような気がします。笑


Q. 保育士、遊んでいればいいから楽でしょ?

保育士時代、これも結構聞かれました。(特に年上から)

成長の先々を見通して保育計画を立て、実行して、様子を記録していく。
安全を確保することは絶対条件なので周りに目を配らなければいけない。人数配置やお子さん同士の相性、子どもの得意不得意を考えてフォロー等々、マルチスキル使いまくりなのでいつも疲れてました。

子どもたちは体験や遊びの中で学んでいくので、遊びをただ提供していればいいわけではなくて、小学生以降の成長を長い目で予想しながら毎日の活動を組み立てていきます。毎日の活動は楽しくもあり、責任もあり、全然楽じゃないですよ!!おもしろいですけどね!!

自ら楽しい遊びを発見して創造性を高める、五感を使って泥遊びや水遊びをすることで理科的知識を深めるなど、遊びの体験が小学校に行ってからの学びの礎になったりするから、本当に手を抜けない。

今の職場でもこの視点は抜けていなくて、お話会用に子どもたちがあまり身近でない題材の本を選ぶことが多いです。都会でなかなか見られないホタルのような生き物の出てくる絵本、世界一大きな〇〇を集めた絵本とか。


Q. 子育て向いてそう、いいママになりそう

これも昔からすごい言われてきました!!!!

長女だからってのもあるんだろうけど、「いいママになりそうだよね」っていまだに言われています。たしかに子ども慣れはしているから、会話の仕方やおむつ替えなんかは多少こなれているかもしれませんが。

周りの保育士の友人たちを見ていると、これは本当に「人による」。自分の子どもとなるとやっぱり違うよなあ、と私は思っています。

私の場合、まず、自分のキャパがなさすぎるんですよね。
体力、瞬発力、行動力。なくても子育てはできるけど、周囲の理解は必要かなと。
親に頼れないとなると、パートナーがどれくらい助けてくれるのか、行政の助けはあるのかが重要になります。そんなほっそい生命線をなんとか守っていくしかないのですが、なんとかしていける自信がないのが現状。

あと、保育士の友人とよく話すのは、自分の子育ての理想が高すぎること。
毎日、子どもたちと保護者の方たちとのかかわりを見ているうちに、「こういうかかわりはしたくないな」「自然に親しませたい」「子どもが安心できる環境をつくりたい」と、ずしずしと理想が蓄積していっているのです。

保育士の友人曰く、『周りから「保育士のお母さんなのに自分の子どもは全然しつけられないのか」と思われたくない』とか。うちはうち!よそはよそ!と強く思えればいいのですが、周りの目も気になるといえば気になりますよね。


Q. 腰が痛くなりそう

世のお母さんたちは腰痛に悩まされるというから、腰が痛くなりそうってのもよく言われていましたが、私の場合、腰より膝がひどかった!

保育士時代、固い床に正座で座っていたので、膝が痛くて曲げられなくなっていました。何度、整形外科のお世話になったことか。

園によっては椅子がきちんとある園もあるので、保育士志望の方には「床を見ろ!!」と声を大にして言いたいです。


Q. 保育士の女の子紹介してよ

最後は面食らったお願いを。同じサークルだった男子に言われた一言です。

なんで保育士がいいの?と聞いたら「優しそう」「母性がありそう」「家庭的そう」と言われました。

保育士だからって、みんながみんなそんなわけないじゃないですか……。どんなテンプレよ!!おもしろいねえ。
少なくとも私はどれにも当てはまらないし、1クラスを1〜2人でまとめるわけですから、むしろリーダーシップを取れる強め女子の方が多い気がします。

7年くらい前の話なので、今は考えがアップデートされていることを祈っています。


子どもがいないと想像できない…でいいのかな

こうやって質問をピックアップしてみたんですけど、子どもがいないと想像できない世界ではあるんですよね。

子育てで戸惑う友人たちから、「保活事情が全然わからない」「地方の子育てと都会の子育てにギャップがありすぎて、子どもを産んでから知ることが多すぎる」とよく話を聞きます。地方出身だと、保育園なんて町に1つしかないところもあるし、中学受験の選択肢もなければ、大学も選べるほど存在していませんからね。

子どもがいないと想像できないことが多すぎ、それが世の中の親の不安になっていないかな?

子どもにかかわる仕事現場がもっとオープンになれば、子どもを産む前から子育ての道筋をつけられて、子育ての不安は減らないかしら。なんて考えてみるのでした。

旬香さんは、私とは違った切り口から考えてくれそうなので、期待……。
では次回もお楽しみに!

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fumi
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