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それは「素直」ではなく、「従順」やぞ

よく「素直だよね」と言われる。

それを褒め言葉として捉えてきた。ちょっと何か違うんだよなあと思いながら。


昨日、「素直」はちょっと違う、の理由が少しわかった。

素直なのではなくて従順の方がニュアンスが近い。わたしは、目上の人や上司に対して必要以上に従順になってしまう。

今まで、なにかおかしいと感じたこともあまり発言せず、飲み込んできた。質問もなるべくせずに、自分で解決しようとしてきた(長年、この思考できてしまったために、そもそも質問が湧き上がらない)

「どうせ自分が言ったところで何も変わらないよな」と無力感を抱えて。


たぶん、幼い頃、両親が不仲で、気分屋の両親の顔色を伺う日々の中で、身につけてしまった思考なんだろう。目上の人には同調しなければ、とついつい思ってしまう。


アラサーになって、目上の人に対してうまく関係を築けていないとようやく気づき、ショックがでかい……。

ちゃんと同じ土俵に上がればいいのに、その目上の人を下から仰ぎ見ている。だから、その人はいつまでも仲間にはならず、「自分とは違う世界の人」で終わってしまう。憧れの対象にもならない。

歪んでいる。そんな自分が気持ち悪い。

従順さを手放したい。もっと対等な関係を築きたい。


こんな気持ちを発信することはマイナスだよね、とも思うのだけど、今まで自分の感情がわからなくて、あらわにしていくことができなかった私にとっては、大きな一歩でもある。

自分のモヤモヤを言語化して、感情を俯瞰する、地道にやっていきたいところです。

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