AI画像に思う事
昨今のAIの画像、嫌い。
例を出すと海外での歴史偽証にも使用されていたり
(当時写真なんて無いのに。)さもそれを事実と受け取ってみたり、
如何に世界が日本の歴史及び、実際に見聞きしていない人たちが
多くいるのかがわかるし、
YOUTUBEのまとめ動画内のサムネイルや画像が、
顔とか歪んでて気持ち悪いし、
ストックサイトでは、必ずAIを使用しているかの可否があったり、
自分で撮ったり、自分でちゃんと描いた画像すらも
疑われたり、
嫌い。
何度か参考に使用して見たけど、何このクオリティ?
だし、自分の使い方が下手なだけかもしれないけど
所詮、どこからか引っ張って来た画像なんですよね。
一時期、adobeさんのストック提供者の画像はAIに使用するとかいう噂があって、adobeさんは否定していたけど、それが変な使われ方したら泣き寝入りです。
そもそも、販売サイトでは使えないけど(許可されてない所が殆ど)
クラウド系のコンペでもAIOKの所も増えて来ていて、そんなんで良いんだ。。。コンペ作品見て残念に思えたり。
実際、増産できるんでそのデザインで埋め尽くされているのを見ると、
ああああああ・・・・・という気分になったりします。
時代に取り残されているんでしょうか。
または、クオリティ重視では無い時代が来たって事でしょうか。
ただ、部分的に使うのは良いと思うんですよ。
色味だったり、風景だったり、そこに嘘が無ければ。
AI画像の怖いところは、嘘を真実だと思わせてしまう所です。
最初に書いた、例えば日本という国の文化を間違ったAI画像で
これが本物だ!と拡散して大半の人は間違ってると思うでしょうが、
中には実際に訪れたこともない、写真でしか知らない、噂でしか知らない
って場合は信用してしまうかも知れません。
例ですが自分も、映画の
「ミッドサマー」を見て、AI画像では無いですが
スウェーデンの夏至祭怖!ってなりましたから。
事実と虚像が混じってて、どこが本当で何処が違うのかなんて
遠い極東に住んでいる、ただの日本人にはわかりません。
見た友人たちも、怖!!ってなってますし、
もう、寧ろネタにして笑ってます。
だけで、ホラージャンルでアリ・アスター監督作品だとわかっているので
一つの映画だと認識出来ますが、
AI画像は いつ どこで 誰が 作成した?のかがわかりませんし
それこそ、ネットで出回ったら拡散するでしょう。
デジタルタトゥという言葉があるように、
それを、事実と受け取る人もまた居るかも知れません。
最近の情勢も、日本国内の事(政治的な問題含め)も、AI画像の事も。。。。
昔が良かったとは言いません。が、住み辛いです。生き辛いです。
グラフィックデザイナー兼イラストレーター 主に文具系デザインや年賀状関連のデザイン、書籍の中身のイラストやデザイン。個人的にストックイラストやステンシルシートの製作販売などもしています。