ヒモのジレンマ。最近はバーモンドカレーを改造してます。

こんにちは。
最近全然noteの更新ができていない沖縄のヒモです。

これ、もうヒモの悩みかどうかわからないんですけど、みなさん「カレー」ってどうしてます？？

たとえば、彼女から「カレー」をリクエストされたときの「カレー」って、『イラスト屋』に描かれるような、純「日本カレー」なんですけど……。
時間の有り余るヒモだからこそ「カレー」は凝りたいんですよね。

と言うのも、不思議なモノでヒモを名乗ってから、SNSで僕以外のいろんなヒモや飼い主と繋がる機会に恵まれるようになりました。

先日、他のヒモの飼い主にtwitterでリプをもらい、
『あ、僕の主人とは違う主人じゃないですか…。』
なんて会話も実現しているんです。
（我ながら、ヤベーコミュニティに足を突っ込んだなと思ってます。）

まぁ、そのことはどうでもいいんです。

ヒモってtwitterに”凝った飯”の写真を載せる傾向があることを発見したんですよ。
イラストを描く人も少なくありません。やっぱりね、「時間が有り余ってるんだな」って思います。日中バカみたいに暇ですよね。

で、言うまでもなく、カレーって凝ろうと思えばいくらでも凝れる特徴を持った料理なんです。ここにヒモのジレンマが発生するワケです。

辛いモノが苦手な今の彼女の『カレー食べたい』は『バーモンドカレーを甘口で用意しろ』
と同義なんですけど……カレールーのパッケージに描かれた手順通り作ることは、すなわち「ヒモの名折れ」な気がしてしまうんです。

心の中の海原雄山が、
『バカのひとつ覚えのように！ヒモのくせに毎回同じカレーを用意しおって！帰るぞ！』と、睨みをきかせてくるワケです。

本当はねスパイスからカレーを作れるんです。僕だって。
まるで宝石を集めるように、「S&B」のスパイスシリーズが台所の小棚で輝いているんです。

が、『バーモンドカレー甘口』を所望する相手に使えるスパイスって、「シナモンシュガー」をのぞいて他にないんですよ。

『彼女と海原どっちが大事なんだ！』って訊かれたらそりゃ彼女なので、大人しく僕はバーモンドカレーを作っていたんですけど……。やっぱり抵抗はしたい欲求に負けてしまったんですよね。

僕の『バーモンドカレー甘口』へのレジスタンスはニンニクを炒めることから始まりました。

気にしていないようなので、その後ターメリックあたりから手を染め、ついでショウガも入れ、カイエンペッパーでそもそもの『甘口』の存在を否定したりしていたのですが……。

やっぱりね、見た目が「茶色」から「緑色」に変わってしまったら…ほうれん草が全面に押し出された『パラク・パニール』は、もはや『バーモンドカレー 甘口』ではないようです。

主婦でもヒモでも主夫でも……料理が好きな人であれば、『カレー』ってリクエストされて、毎回同じモノを作るのって、嫌じゃないですか。

『チャツネがね！』とか、『南インドでは！』とか、『そもそも小麦粉の入ったカレーはね！』など、こう、『私はイケるぞ！』ってところを見せれるチャンスが『カレー』のリクエストには詰まっているワケです。

けど、求められている味は同じ……凝ろうと思えば凝れるカレーだからこそのジレンマは、家庭によっても違うのだろうなと思いました。
みんなどうやって折り合いつけているんでしょうか。おわり。

飼い主の彼女の一言

一回キッチンがスパイスの容器でカラフルになったことがありました。ふみくんは辛めが好きなので、後からヨーグルトを足してちょうどいいくらいになります。