テレビでお説教を受ける仕事が流れたヒモの話
これまでのヒモ生活を書籍化するにあたりnoteや目次出し、(お小遣い程度を稼ぐゲーム記事も含めると)今僕は、諸々の締め切りに追われているのですが、そもそもの矛盾が生じ始めています。
と、言うのも僕はなるべく人生を楽に生きるために”ヒモ”状態に甘んじてきたのにも関わらず”ヒモとして頑張っている”本末転倒に陥いり初めているのです。
少し話は飛びますが、この前僕はあるテレビ番組『高学歴にも関わらず定職につかないのはなぜだ〜』といった特集にお声をかけて頂き、お流れになりました。
おそらく『いい大学に行かせてもらって定職に就いていないとは何事だ!楽ばっかしてるんじゃない!お前みたいのがいるから日本はオシマイだ〜!』と、怒られ役になる仕事だったと思うのですが、そもそも色々おかしいです。
まず「楽に生活する」ということは、そんなにも非難されることなのでしょうか。
「楽したい」思いは、農耕技術の発展にしろ、自動車の発明にしろ……人類進化の原動力であり。歴史の一側面であるようにも思えます。
縄文時代の人が弥生時代の人に『定住は甘え、移動して狩猟してこそ人生』なんて言わないでしょう。
ではなんで怒られるのか……それは単純に『自分が舐めてきた苦汁をお前も舐めないのは不公平だ!』と、言いたいのだと思います。
しかし大学は”アタリマエ”を考え直すところでもあるので、仕事自体に疑問を持ってしまう機会も多いです。奴らは同じ口で『就職予備校!』などとも怒るので……怒ることが出来れば理由はなんでも良いのだな。とも思います。
(ただ、舗装された道路だったり、安全に水道水が飲めたり……今の安全な生活は誰かの仕事の上に成り立っているものなので、疑問に思えど否定はしているわけではないですよ!生意気言ってすみません!ぶたないでください!)
僕は出版にあたり、少しでも『色んな生き方があっていいのでは?』『楽することは罪ではないと思いますよ』と、お伝えすることに出版のモチベーションがあるのですが……ヒモも楽ではありませんね……。
いま面倒だったり、煩わしいことがあれば……なんなら明日のおサボりメールくらいなら代筆しますので、一緒にサボりましょう。サボる理由なんて”オサボリの秋”だから、で良いじゃないですか。おわり。
飼い主の彼女からの一言
ふみくんは頭の中で何度も議論を展開しては『何度やっても論破してしまう……』とうるさかったです。本当は出たかったんだと思います。
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