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ジェットコースター級の温度差を乗り切るその2・ボトム編

大雨に真夏日、湿気があると思えば肌寒い日も! 1日の間ですら気温が刻々と変化して、何を着ていいのか問題に悩まされている人も多いと思います。
この、温度差攻撃を乗り切るアイテムをパート別にご紹介する第二弾。
今回はボトムにフィーチャー!

こんな温度差の日々、仕事・お出かけ・お家・普段着etc.

全シーンをクリアできるのはジャンスカ!

ジャンスカ……? 子供っぽくない? と思われるかもしれませんが、実は大人の女性こそ着こなしやすいアイテムなんです。
そして何と言っても、今回のテーマである季節の変わり目に大変優秀!
しかもオールシーズン着られるので、これを機にクローゼットに1枚、スタンバイしておくと着こなし幅がぐんと広がることをお約束します。
ここではジャンスカを持っている人はさらにこの時期のコーデバリエが広がるコツを、持っていない人は、+αでジャンスカのよさをお伝えできればと思います。 

ジャンスカの選び方

ジャンスカと一口に言ってもその形はさまざま。具体的にどんなものを選べばいいのか、押さえるポイントをピックアップしました。

◇季節を問わない素材選び
裏地のあるポリエステル×レーヨンのような少ししっかりした素材、柔らかなデニム素材など、春や秋に着るスカート素材をイメージして下さい。
⇨×サテンや薄めのポリエステル素材、コーデュロイ、厚手ウールはNG!
季節を選ぶ素材は使いにくいので避けます。

◇カラーは黒、茶、オフホワイト。
定番カラーの中でも、着回し幅が広がる色がこの3色。特に黒は万能です。黒が強すぎると思う場合は、ワントーン柔らかくなる茶色を。甘めの服が多く、軽やかに着たい人ならオフホワイトが意外にしっくりきます。
⇨×ネイビー、カーキ、ベージュなどの定番カラーは合わせるインナーや靴が難しくなるため、これからジャンスカ購入を検討する人は、避けた方が無難かも知れません。

◇ディテールは凝らないシルエットを!
・肩紐は細めか華奢な素材のもの。
・ファスナーがあるものは横か後ろにあるもの。
・後ろやサイドにさりげなく少し太めのギャザーがあると苦しくなく、スタイル良く見えます。
・ゆるシルエットにならないストンとしたライン。
⇨×全体のラインがゆるめのシルエットは、トレンドが過ぎたので野暮ったく見えます。
・マーメイドならトレンドど真ん中の装いに。
⇨マーメイドラインは、見た目のエレガントさからは予想もつかないほど足さばきがとてもいいので、アクティブな人におすすめです。
・着丈はくるぶし上くらいのロングがベター。
⇨パンプス、スニーカー、ショートorロングブーツ、サンダル、フラットシューズ、トングなど、バランス感を考えずとも、あらゆる靴にフィットします。
・前あて部分は胸〜胸下くらい、直線のカッティングがベター。
⇨×それより上すぎると子供っぽくなり、下だとバストが強調される上、トップス選びが面倒になります。
⇨×ビスチェのようなハート型はカジュアル度が高く、V型はトレンドが過ぎたので古く見えるかも……。

ディテールはざっと箇条書きにしてみました。気になるポイントだけ押さえても選ぶ時の参考になるかも知れません。
選ぶポイントが細かくて多いな……と思うかも知れませんが、このタイプは、様々な価格帯のブランドで幅広く出回っているので、見つけやすいと思います。

季節感問わない理由はインナーにあり!

ジャンスカはトップスの一部だけが見えるので、汎用性が高いのが大きな特徴です。これは温度差はもちろん、コーデの着回し力にもかなりの威力を発揮します。

明日から使える! 着こなしテクニック 


長袖のTシャツに上からパーカを羽織ってカジュアルに。
カットソーを仕込めばオフィスカジュアルにも。ジャケットを着れば、さらにコンサバティブに見えます。
また、暑い日は半袖を着たいけれど、夏っぽすぎるという悩みも解消。ジャンスカで上下のコーデを繋いでいるので違和感0! 
夕方、急に冷えてきた時用にスエットやコットンニットを持参して上からかぶってしまってもオッケーです。
肌寒い日は薄手のタートルを着ても冬服に見えないのは、シーズンレスな素材を使ったジャンスカの面積が大きいから。
こんな風に足し算引き算がしやすいので、この温度差がすごすぎる今こそ、たくさん使えます。

見た目も体調もバッチリで乗り切ろう!


寒い暑いを連日我慢していると、体調を崩してしまいますよね。
かといって、温度調整のために冬〜夏服を出して、クローゼットをパンパンにして、その中からその日の気温を予測して選ぶのもなかなかに大変です。
少ないアイテム、できれば手持ちの服をうまく活用しつつも、テンションを落とさない妥協しないコーデで、機嫌良く過ごしたいですね!

◇おまけこれからの季節に向けて、ジャンスカの使えるコーデヒント◇

この記事を読んでジャンスカが気になった人へ、簡単にその他の着こなしバリエをご紹介して終わりにします。

夏はノースリーブやキャミを重ねて涼しげに。トップスなしでワンピースのように1枚で着られるものを選べば、真夏日のおでかけに。

初夏ならインナーを半袖にすることはもちろん、上記の夏コーデにカーディガンを羽織ったり薄手のジャケットを肩がけして、季節の先取りをしすぎない配慮と温度調整を。
また、今季トレンドのクロップド丈のトップスを着ると、重なる布の部分が少ないので、ウエストあたりがもたつかずに着られます。

秋口は薄手のニットを仕込んで。トレンチでもマウンテンパーカで外しても決まります。
真冬はウールニットにぐるぐるストールを巻いて。タイツにブーツで防寒も完璧。着込んでも着膨れして見えないのも大きなメリットです。








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