45歳以上のファッション迷子さんへ簡単なアクション

今回は45歳以上の大人のレディ達に向けて書きます。年齢を限定してしまいましたが、どの層にも刺さる内容もご用意してあります。目次を見て気になる項目をチェックして下さいね。

ファッションの分岐点は45歳!

45歳。しっかり大人ですが見た目も考えも美しく、柔軟な年齢です。この年齢が過ぎてる人もこれからの人も、そちらを覚えておいて下さい。

お肌の曲がり角は30歳と言われますが、ファッションは45歳なんです。その理由は

・子育て中の人はひと段落をしたので、ママファッションから解放された。

・社会復帰としてライトワークを考える人が増える。

・年齢を忘れがちなニューゆらぎ時代。

少し考えても理由は沢山あります。カジュアルな服に慣れてしまったり、今のコミニュティにしっかり染まっていたり、30代の頃の好みをそのまま持ち越していたりして、突然、ファッションの大海原に放り込まれた気分になります。

何を着ても似合わない。何を着たら分からない。

今回はそれを解決していきましょう。

40代がハマる危険な言葉、ミニマム。

女性のライフスタイルは多様です。30代までの様々な体験を経て40代こ今、最近のYouTuberの影響もあり、ミニマムやシンプルにシフトした人は意外に多いのではないでしょうか?

それは1つの生き方であり新しいアクションなので、素晴らしいと思います! ただ、ここでおいてけぼりになっているのがファッション。

ライフスタイルをミニマムにしている人はファッションも自然とそうなるのは当然のこと。ただこのミニマム・シンプル思考は、45歳以上の人はハードルの高いスタイルです。その理由は

・ほっこり見える。

・ボディや肌、ヘアまで気をつけないと老けて見える。

・シンプルで上質な服こそセンスが問われるのを忘れてる。

=たちまちおばちゃん化が加速する。

辛口ですが、シンプルはイコール楽なファッションではありません。45歳以上の誰もが似合うファッションではないと断言します。このミニマム沼に関しては、興味のあるテーマなので、改めてアップします。

ファッション迷子を救う応急的アクション8つ。

さて45歳オーバーがファッション迷子になる理由を書いてきましたが、ここからは、具体的にアクションできる方法をお伝えします。

その1.くすみカラーをトップスに持ってこない。

年齢的に地味な色がいいからと、今季、ショップで前面に置かれているいわゆるくすみブルー、くすみイエロー、ベージュ、モカブラウン、マスタード、濃いグレーなどを買わないで下さい。中には似合う人もいるかも知れませんが、肌のすくみやシワ、疲れを助長させるカラーなので、取り入れるならボトムでぜひ!

その2.過度なメリハリはNG。

昔買ったお気に入りのリブニット、UNIQLOでジャストフィットで買ったハイゲージのVネック、股上浅めのスキニーデニムなど、昔から体型変わらないからと着ている人は今すぐ、メルカリに売るか、思い切って断捨離を。45歳を過ぎると、サイズや体重は変わらなくても、ワークアウトをしていたとしても、二の腕、背中にお肉がつきます。そしてお尻は下に下がり四角くなります。若い頃のタイトな服はそのまま体型の凹凸を拾うので、スタイルが決まりません。ましてや、タイトなニットにタイトなボトム、いわゆるIシルエットは非常に古いスタイルなのでこの組み合わせはナシと決めて下さい。

その3.ドロップショルダーのニットを新調。

何か欲しいなと思ったら、肩が落ちた袖のドロップショルダーを1枚買ってみて下さい。こちらは簡単にゆるいシルエットを作るので、上半身の嫌な部分を緩やかに隠すトレンドシルエットです。オーバーシルエットではなく、肩だけ落ちたショルダーを選べば、編み方はハイゲージ、ローゲージ、何でも大丈夫です。首元は丸首はカジュアルに、Vネックはエレガントになるのでお好みで。カラーはくすんでないきれいな淡い色は、大人の女性はとてもよく似合います。抵抗があるなら黒、白、ネイビーなどベーシックカラーを。茶色なら黒に近い色をチョイスして下さい。

その4.デニムはUNIQLOで見つける。

UNIQLOのデニムはその年の痛くないデザインしか基本ありません。デニム好きならお好みの形を選んで1本新しくしてみて下さい。

その5.素材を組み合わせる。

これは少し高度かも知れませんが、まずはスカートを柔らかい素材にして下さい。コンサバなツイードでも今季は柔らかなものが豊富です。高いお店である必要はありません。ちなみに上下のカラートーンを合わせると非常に簡単に高度な着こなしになるので、柔らかなボトムを買う時に、手持ちのトップスの色を思い出すといいですよ。この目眩し戦法はぜひお試し下さい。

その5.マイナス10歳のショップをクルージング。

矛盾するかもですが、実年齢から10歳引いた層をターゲットにしたお店をお勧めします。もちろんZARAなんかもいいと思いますが、エッジが効いているのでここもまた、間違った服を選ぶ恐れがあるので、応急処置のショッピングには向きません。

おすすめするのはミラウォーエン、AGバイアクアガール は値段的にも年齢的にも一押しです。またプラステ、レイビームスあたりもコスパや機能性の高い大人アイテムがあります。通販ならノスタルジアは大人の女性向けでかなり手頃です。また、モールの中に入っているファミリー向けラインでもある、アーバンリサーチサニーレーベル系も安心です。店舗については沢山あるのでまた改めてご紹介しますね。

その5.カジュアルアイテムは少しあしらいのあるものを。

例えばボーダートップスの場合。セントジェームズやアニエスベーのようなごくシンプルなものも素敵ですが、45歳以上なら、少しあしらいのあるものが似合います。例えば、ZARAの型に金ボタンがあるコットンニットは定番で出ています。

その6.柄物に注意!

花柄やチェック、ドットが好きな人も多いでしょう。花柄は小花柄はNGにして下さい。どう見ても素敵に見えにくい辛いです。例えば、花柄ならベースの色に1色で描いた大輪の花の方が断然似合います。チェックは今季はカラーチェック、ドットはベージュに小粒のドットを選べば間違いなし。花柄以外のチェックとドットはGU で買ってしまっても大丈夫! ブランドクラスにより柄の出方で大きく変わりません。柔らか素材のロング丈やマーメイドラインを選んで、トレンドを取り入れるのも素敵ですよ。花柄は難しいのでまた改めてご説明します。

その7.長め丈バランスを2つ覚える。

トップスを長めにする。

スカートを長めにする。

両方長めにする。

たったこれだけで全体のバランスが取れます。今季ファッションはリラクシーがテーマ。普段着はビシッと決めないように少し意識するだけでオッケーです。具体的なシルエットに関しては長くなるので、今度お伝えします。

その8.きちんとした席用にはネイビーワンピース一択。

これは定番だから勧めるのではありません。大人の女性は、普段にシンプルな黒ワンピを着ると怖く見えることがあります。

柔らかく知的に見せ、かつ硬すぎないネイビーのワンピースを選んで下さい。ある程度のシーズン着られて、リアルプライスで間違いなくオススメできるのは、セルフォード、プラステです。この2ブランドは古くさくなく、着心地がよく、品のいいネイビーワンピのバリエが豊富です。どちらも2万前後で納得のいくものが手に入ります。そしてバリバリのキャリアシーンで着るブランドではないので、シンプルなものでも華やかさもあります。

特別なシーンのみならず、お子さんの面談、同窓会、ホテルランチ、買い物にお仕事にと小物を変えてどんどん着られるデザインと素材を選びましょう。

もちろんハイブランドほどよいものは沢山ありますが、憧れの高い洋服を何年も寝かせては着る、という時代ではなくなりました。そして、ワンピは裁断により、かなり見た目の印象が変わるので、あまりにも安いものはパッと見はいけてても、体を入れると安さが際立ちますので注意が必要です。予算に合わせて選ぶことこそ大人の腕の見せ所ですね。ワンピはハレノヒも普通の日も着られる心浮き立つ選び方をして下さい。

大人服だって高ければいいってものじゃない!

大人の女性があまりにも安いものを着ていると、ちょっと残念になります。ただ、値段の出てしまうアイテムとそうでないものがあります。お洒落な人はそのバランスを知っていますが、すぐに分かるものではないし、そんな時間をかける余裕もない世代でもあります。なので、応急処置でざっと駆け抜けて書いたものを、まずはいつも自分が行く好きなショップでチェックしてみて下さい。それだけでもいいんです。

エイジレスな女性を目指す投資を始めよう!

洋服はあくまで自分への投資です。まずはどうなりたいか、どうしたいのか、なぜそう思うのかを考えることが大切です。若作り、老け見え、どちらも年齢がネックとなる見え方です。そこの枠を外すと非常に楽になります。

大切なのは自分にとっての居心地良さ。

何を着たっていいんです。自分がそれが好きならば! ただ、これでよかったのかなと思ったり、なんか違うかもと違和感を感じたら、それは実際その通りなんです。浮くというのは、悪目立ちしていることです。悪目立ちは、派手だから、だけではありません。地味すぎるのもまた同じです。まずはアクションして下さい。世の中には女性向けファッションは沢山あります。それを自己投資に使わない手はありません。

大人の女性はファッションをもっと楽しんでいいんです。ただ、その方法が分からない人がとても多いのが実情です。どうすれば自分が居心地よくいられるかに迷う世代が45歳以上。皆様にその答えを出していければと思います。






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