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琉球料理の研修会 受けてきた!

実は管理栄養士のFumikaです。本日栄養士会のイベントに参加してみて、これもやっぱりアーカイブ化したい!と思ったのでレポートします。ただし、今回は有料の研修会であること、そして今のわたしの言語化能力では伝わらない部分も多いだろうな…と感じる情報がもりだくさんな内容だったので、普段書いている参加レポのような具体的な内容にならないことはご了承ください!

防災キャンプのレポートもはやく書きたいところですが、予想通り内容が濃すぎたのでそちらは少々お待ちを!

知っているようで知らない、琉球料理

「沖縄」と聞いてイメージされるのはきっと、青い海、白い砂浜…に限らず、その独特な文化でしょうか。独特な文化とは言っても、住んでいる側としては普段からその独特さを感じることは少なく(そりゃそうか)、県外に出たり、県外出身の方と話をするたびに「これって沖縄独特だったんだ」と気づくことが多いです。

そんな沖縄の食文化である「琉球料理」が先日、日本遺産に登録されましたね(泡盛と芸能もね)。

みなさんは「琉球料理」と聞いてなにを思い浮かべますか?わたしはね…、「琉球」とつくとなんだか王朝文化が引っ張られてきてしまうので「東道盆(トゥンダーブン)」が先に出てきちゃうんですけど…、それだとチャンプルーや沖縄そばはどうなんだろう?と思ったりもしてたんですね。「郷土料理」と言われたらしっくりくるんだけど…。

そんなモヤモヤもあり、以前よりちょくちょく栄養士会から情報が出ていて興味もあった、琉球料理の研修会を近々やるらしい、という情報を聞きつけ、参加してみました(管理栄養士、栄養士が対象の研修会ですので、あしからず)。

どんなことが学べた?

今回のテーマは「豚肉と琉球の食文化」でした。まずはアジクーターの秘訣である、鰹だしや豚だしをふんだんに使った料理のデモンストレーションからスタート。出汁の引き方や調理のポイントも教わりつつ、試食も出来て、個人的にはこれだけでも満足感たっぷり。

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みなさんご存知の沖縄そばと、チデークニイリチー(島人参の炒り煮)
わたしの大好きな出汁たっぷりのアジクーターでとてもおいしかった😊

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そして鰹だしの試飲も。「これこれ、この味!」って感じ。沖縄のかつお節って本土のものと違うので、実は出汁の取り方も違うんですよね。豚だしそのものも飲んでみたかったな〜。

そういえば「アジクーター」って塩味が濃いってことじゃないんですよ。知ってた?

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それから、沖縄の文化と歴史についてのレクチャーも。冒頭の「そもそも琉球料理ってなに?」というモヤモヤはこちらで無事解消。やっぱり沖縄のことは歴史の流れと絡めつつ理解するのがいいなぁ…。デモと講義と合わせて、めちゃくちゃメモとった。

参加してみてどうだった?

県内の第一線で活躍されている方々のお話が聞ける機会があるのはとてもうれしい。試食も美味しくて…さすがです。何より、参加してみてもっと知りたくなったことがたくさんありました。普段なに気なくやってたことへの新たな気づきも!参加してよかった。

ゆくゆくは琉球料理伝承人の研修も受けてみたいなぁ…。

栄養士会に所属しているとちょっと珍しがられる場面もあるのは不服ですが、こういった研修会がちょくちょく行われていて、それが会員価格(無料な時も!)で受講できるってとこは個人的にはめっちゃいい。栄養学って複数の学問を横断した理解が必要な学問だから、幅広い情報が欲しいのです。情報を見極めるのって難しいけどトレーニング次第だと思うので、そこはなんとかなる。

あと、様々な業界にいる管理栄養士と会う機会になってるのもいいな〜とは思うんだけど。わたしがマイナーなとこにいるからなのかもしれませんが、そもそも組織に配置されてる人数が少ないわけだし、ゆる〜いつながり欲しいよね。まぁ、それがしらがらみとかになっちゃうのは嫌なんだけど。

最後に、流行中のアレ

研修会の冒頭では現在流行中のCSF(豚コレラ)についての情報もありましたが、一応こちらでも触れておきます。というか、農水省のHPから引用。

消費者のみなさまへ
CSFは、 豚やいのししの病気であって、人に感染することはありません。
仮にCSFにかかった豚の肉や内臓を食べても、人体に影響はありません。
感染豚の肉が、市場に出回ることはありません。

  CSF(豚コレラ)について|農林水産省 より

何より、対策に当たっているみなさんの邪魔はしないでほしい…。わたしのコメントは以上!


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