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幸せになるために不幸になる必要なんてない


4月だというのに幾分暑すぎやしませんか。
と思ったら、雨が続いたり少し不安定な空模様が続いています。

今回は、今、大切にしている
生活の考え方について書いていきます。


私は今年4月に上京し社会人生活を送っています。
なんやかんや大学の知り合いは東京にいるみたいで、ストーリーを見ていると意外と近くに住んでるんだなぁと思います。
ただ、社会人になり自分の時間が減った今、
本当に会いたい人には会いに行くし、
LINEするし電話したいと思います。

入社して3週間。
働くにあたって資格を取る必要がありました。
しかも業務時間外に勉強をしなければなりませんでした。そこで私は、ここ最近は21時に寝て、3時に起きるという生活を繰り返していました。そのかいもあり無事に資格を取ることができました

ただ、疲れがたまっているのが目に見えてわかります。電車を乗り過ごしたり、土曜日に寝だめしたり。。

私は、
「ごきげんに暮らす」ことを目指しています
朝起きて太陽を浴びて、朝ごはんをゆっくり食べて涼しい風を浴びること。
土日になれば、一週間の振り返りをして、読書したり散歩したりすること。
これが私の「ごきげんな暮らし」です。


ここで少し逸話を用いて話を進めたいと思います
このお話のタイトルは、
「メキシコ人漁師とアメリカ人旅行者」です。

メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。

メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。その魚はなんとも生きがいい。

それを見たアメリカ人旅行者は、「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの?」 と尋ねた。

すると漁師は「そんなに長い時間じゃないよ。」と答えた。

旅行者が「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね?」

と言うと漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。

「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするのだい?」

と旅行者が聞くと、漁師は、「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房と昼寝する。 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね。」

すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。

「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として君の助けになれるよ。

もっと長い時間漁をして、大きなボートを買い、webにも宣伝できるじゃないかい。

成長計画を立てればもっと資金が手に入って、新しいボートも数隻買うことができる。

そのうち漁船の戦隊が持てるようになり、魚を中間業者に売るのではなく、直接加工業者に売ることができる。

この小さな漁村を離れて、メキシコシティに移り、やがてロザンゼルスやニューヨークにも行ける。」

漁師は尋ねた。

「そうなるまでにどれくらいかかるのかね?」

「20年、いやおそらく25年でそこまでいくね。」

「それからどうなるのかね?」

「それから? そのときは本当にすごいことになるよ。」

と旅行者は笑っていった。

「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ。」

「それで?」

「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、 日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんと楽しく過ごして、夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。 どうだい。すばらしいだろう?」
「メキシコ人漁師とアメリカ人旅行者」



これを読んでどう思いましたか。

私はまず、メキシコ人漁師の暮らしが羨ましいと思いました。次に、アメリカ人旅行者の考え方も分かるなぁ〜と思いました。なぜならよく「将来のために〜」と人は言うからですね、、

私は、幸せになるためにみすみす目の前の幸せを見失ってはいけないし、わざわざ不幸になることなんてない。と思いました。


さて、究極的に突き詰めていけば人は
「幸せになるために」生きているのだと思います

それなのに、
目の前の幸せを感じられなくなってしまうのです
いや、目の前の幸せを疎かにしてしまうのです


話を戻します。
「ごきげんに暮らす」ことを意識しながらも
入社して偉大な先輩方と話す中で、
「僕も仕事を頑張ろう」と思い、
根詰めていた部分もありました。

少し生き急いでいました。
「認められたい」「評価されたい」と思いと
「負けず嫌い」なら性格とが相まったからです。

ただ、社会人生活をフルマラソンに例えるならば
いきなりオーバーペースで完走できるはずもありません。
自分のペースが大切だし、ゆっくりでいい、
なんなら歩いたっていいし立ち止まったっていい

なによりも自分が幸せでいることの方が大切なのだから。僕の言葉で言うところの「ごきげん」ですね。

正直な所、自分の生活と社会人生活とのバランスをどう取るのかだったり、土日の時間をどう過ごすのかだったり、「ごきげんだなぁ」と感じられる生き方について、まだ自分が分かっていないのです。

だから、
会社以外の人と話してみようと思うし
スマホを置いて街を散策してみるし、
体を疲れさせるためにランニングをしようと思う


幸せになるために不幸になる必要はない

もし、目が死んでいるのに
「仕事しなきゃ」と言いながら生きていたら
「かっこ悪いよ」と言ってください。


P.S.

幸せの文字からーつ線を引けば
辛さになるのは
わざとなんでしょうか
ヨルシカ「ヒッチコック」



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