解説!志望理由書のルールブック2
こんにちは。
カンザキジュクスタッフのOです。
弊塾代表の神崎著作「志望理由書のルールブック」
抜粋&解説その2になります。
そもそも大学って何するところ?
志望理由書を書くにあたり、そもそも大学って何するところなんでしょうか?という当たり前のことに着目してみます。
学ぶところなのは当然ですが…。これまで学んできた高校までと、いったい何が違うのか?
そもそも、大学は、「研究機関」です。
研究とは、探究を重ね、最先端を見つけること。
つまり、既知の領域を広げ、知を生み出す。
世の中で分かっていないこと
解き明かされていないことを
学問の力で解き明かしていく場所なのです。
さらっと、「探究」という言葉が出てきました。
探究は、志望理由書の肝になりますので、丁寧に解説していきます。
志望理由書の入り口は「問い」にあり
探究を定義してみます。
①これはどういうことなのか、と問いを見つける
②調査、実験、検証や調べ学習を重ねる。
③問いに対するとりあえずの答えらしきものを得る(既知のことがわかる)
④①~③の過程で「知」を生み出せそうな問いを探し、新たな問いを見つける。
この、①~④の手続きを繰り返すことを探究といいます。
既知のことを調べていく中で、わかることとわからないことを見分けながら、「知」を生み出す問いを探していきます。
この一連の探求を行っていくとき、志望理由書を組み立てる探究にするには、その「知」が、新たな「知」を生み出せそうな問いかどうかが大切です。
「知」を知るための問いか
「知」を生み出すための問いか。
前者は調べ学習、後者は研究ですね。
志望理由書には、後者の視点が必要なのです。
三手先が見える問いではなく、見通しのない問いを立てるように、と
神崎はアドバイスしています。
志望理由書には探究が大事だと書きました。
そして、探究には「知」が
「知」を生むには、問いが必要です。
合格できる志望理由書を書くには、どんな「問い」を立てるか?
そこから始まります。
この「問い」を見つける方法については、また別のところで解説します。
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