梅桜桃がくっつきすぎ
信州の長い冬がようやく終わろうとしている。
感覚的にというか体感的には10月から3月は「冬」なので、1年の半分は冬。他の季節の圧縮度合がすごい。
実際、薪ストーブもそれぐらいの期間か、なんならGWぐらいまで稼働する。
問題なのは開花だ。この辺りでは「梅・桜・桃」がほぼ同時に咲く。品種にもよるけど。
わりとずっと、まず梅が咲いて、それから最短でも1~2カ月間隔が空く春のグラデーションが刷り込まれてたので、未だにふしぎな感じが拭えない。
この感覚に早く慣れるといいなとも思うし慣れなくてもいい。この不安定なあわいを漂う感じが「春」だなとも思うから。
ご近所さんからいただいた冬越しの大根。土の中に埋めて藁をかぶせて保存されてたやつ。彼らも冬眠が明けて新しい葉を伸ばして、なんだか時間まで冬眠から覚めた気分になる。
でもまあそんな、ちょっとねじれた感覚は嫌いじゃない。そういう意味でもこっちの時間感覚は合ってるのかもしれない。