家事手伝いの戯言

朝起きて、身体の重さを感じる。

いつもの日常。

ぼーっとした頭で、今日の家事のシュミレーションをする。

体重はかるついでに、洗濯機を回して、朝ごはんは母が作ってくれるから、食べたら片付けをして……あれやってこれやって……

考えてたら、頭がぐるぐる。

いつもの日常。

いつもの日常は、幸せなはずなのに。

それは、時々嫌になってしまう。

「家事手伝い」は「働いていない」

お給料はないけど、働いているつもりなんだけど。

何も動いていない……と、自分に苛立つ。

なんで私はここにいるの?

働いているはずの年齢で、無職。

「働いていない」ことへの無言の圧力。

家族からは感じないけど、世間は酷く冷たくて。

私は運がいい

いつも唱える。

だって、生きているから。
だって、あの時死ななかったから。

でもそれは正しいのかな。正しかったのかな。

僕はいつになったら、堂々と日を浴びるんだろう。

陽の光は、僕には明るすぎて
でも、すごーく憧れだ。

日陰で生きる方が楽なのかもしれない。

でも、それでいいのかな?

ひまわりまで行かなくても、明るい太陽の下で、輝きたい!って思わずにはいられない。

……明るすぎるところも苦手なんだけど。わがままだろうか。

日陰のほうがいい利点もある。
夏は涼しい。

陽の光を浴びたい
日陰の中でいたい

どちらも本当の気持ち

どちらも本音

どちらにも行き来出来たらいいよね。

家事をしながら、そんなことを思う。

ここが居場所じゃない。こんなところ居場所じゃないと、グチグチしてしまっていた自分に気付く。

「今は人生の休息中」

深呼吸をして、
唱えて、
にっと頬に力を入れる。

僕はやっぱり僕しか生きられない。

残念で悔しくて、悲しいけど

だったら、
ゆっくりゆっくり、僕の人生を味わおう。

まずは休む練習しなきゃね。
だって、休息中なのだから。

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