見出し画像

スピリチュアルマスターが解く「障害から生み出す奇跡」4

読者の方からメールがきた。感謝。

私は9歳から25歳頃までゴーストと話をしていました。ゴーストもかつては人や動物の姿をしていた存在たちです。
心が苦しみや悩みから解放されなくて話をしにきたのだと思っていますが、なぜ私なのか?ずいぶん長い間、思い悩みました。
誰に相談するのか?私には誰も思いつきませんでした。
ゴーストは素直に悩みを話しますが、私は私以外の人に気を使ったり、場の空気を乱さないように話さない事を選択して時を過ごしました。

ゴーストと話をする.感じる.見る=スピリチュアル?不思議な事?
ですか?

スピリチュアルという定義は人によって色々だ。簡単な理解としては
「見える世界」に対して「見えない世界」
「物質界」対して「精神世界」
「身体」に対して「霊体」
などがスピリチュアルが意味するところである。

身体だけでは生きることはできない。そこに生命体であるエネルギーの体が入った時に命となってここに存在する。身体から生命体が出る時が今回の人生が終わるときである。

その生命体をスピリットと呼び、生命体として生きる、生命体を理解することがスピリチュアルということである。

100年程前から、世界中の貴族や富裕層の間でスピリチュアルが大ブームになった。ロシア、ロマノフ朝最後の皇帝ニコライ2世とその妻も、ラスプーチンという霊的な指導者に頼っていたという。

ラスプーチンが政治にまで影響力を持つようになったというが、元々は血友病で苦しんでいた王位継承者である一人息子を治療できたのがラスプーチンだけだったと思われる。

完治は難しいとしても、ヒーラーがスピリット=エネルギー体を掃除することはどんな症状も緩和させることができる。どんなに遠くからでも、対面と同じように、時にはそれ以上に効果的に治療することができるのだ。後継の不治の病を公表することができなかった皇帝やエカテリーナにとって、どれ程ラスプーチンの支えが必要だったか悲しいほど理解できる。

そんな100年前の主流は、死後の人間との交信、つまりミディアムだった。裕福な人たちは、死んだ人、幽体との交流に刺激を感じたのだろう。現在イギリスにあるスピリチュアルカレッジも、ミディアムの学びが中心だと聞いた。

私もこれまで数えきれない位、彷徨う幽体を光に送って来たが、学びの始まりはヒーリング、エネルギー体の修復である。そこから自分自身の進化が進んだ。

進化というのは、壮大で無限の自分自身である生命体について、どこまで理解できるようになっていくか、ということなのである。亡くなった人との交流にも色々な層がある。亡くなっても4次元界で道に迷っている人(幽体)、昇天した家族や身近な人、人類を導くガイド達、キリストや聖母、仏陀などのマスター達、ライトボディの世界を管理する光の存在まで、それぞれの周波数帯がある無限の世界である。

自分の意識が、自分のスピリットをどこまで理解し統率しているかの成長によって、つながれる周波数帯が上がっていく。

それは、未知の領域の探究とも言えるが、もうすでに存在するまだ知らない自分を知っていくことなのだ。進化というのはどこまで「思い出す」ことができるか、ということである。

地球に生まれてくる時にはいくつかのルールがあるが、その一つが「自分のことを全部忘れる」記憶喪失状態でここに誕生するというものだ。毎回0から自分探究を行いながら、思い出していくことが人間の学びであり、進化なのだ。

人間の頭は2次元なので、一直線の道のように理解するが、スピリットは4次元以上のマルチ次元である。簡単に言えば、道は一本ではない、人それぞれだし、突然何が起きてもおかしくない予測不可能の道なのである。

そんな予測不可能な現象の一つとして、意識的に思い出したり、学んで理解する前に、忘れているはずのことを「知っている」状態になる人がいる。他の人には見えない、聞こえない、分からないことが、ただ分かるのだ。

エネルギー的に解説すると、とても単純なことで、見える人は眉間の間、聞こえる人は喉、感じる人は仙骨のところのエネルギーセンターが、なんらかの理由でとても活性化しているのである。

なんでそういうことになるのか、諸説あると思うが、そういう人のお陰で人類は「人間は肉体だけの存在ではない、壮大なスピリットの存在である」ことを忘れないでいられる。Wonder なんでだろう?と興味を持つことで、「思い出す」きっかけとなるのだ。

それを超能力と呼んだり、不思議なこと、怖いことと感じたりするのは、それぞれの自由であるが、ここにある真実を証明していることは間違いないのである。

大切なのは、そういう人をサポートできる人がいることである。その能力をどう自分で管理して、役立たせていけるか、安全に精神的なバランスを保って成長させていけるのかの教育を受けることが本当に大切なのだ。

ただ特別な能力だと見せ物のように扱うべきではない。霊的な世界を正しく学び、その能力を正しく使えるようになった時、もっと高いレベルでの才能が開花する。

その才能は、幽体が見えない人、エネルギーを感じない人でも、正しく進んでいけば開花させることができる。皆それぞれが持つ、それぞれ違ったギフトが、スピリチュアル体の高い次元の中に保管されているのだ!

全ての教育は、それを開くまでの道のりであるべきなのだ。

忘れらないテレビ番組がある。ロシアの田舎から妖精と話ができるという男性を連れて来て、それを証明させようとする番組だった。なんとも純粋で素朴、愛に溢れるその人は、まさか自分が多くの人の前で批判、否定の見せ物となる気で遠い国まで来たのではなかったと思う。招待に喜んで答えて来日したに違いない。

隠された絵や文字は、妖精が教えてくれてはっきりと分かるはずだった。が、ことごとく失敗して、特殊能力を否定するコメンテーターに散々なまでに叩かれていた。

私は飛んで行って助けたかった。みんなに説明したかった。彼のエネルギーは、彼と同じエネルギーで包まれた時にその能力を発揮する。彼が暮らす自然の中には溢れるぐらいに精霊、妖精がいて、彼はそれらとの交流が当たり前になっている。

しかし、東京の大都会、そんな美しいエネルギーを経験したこともなく、ただ否定することで自分のエゴを満たしている人、彼を利用しようとしている人の中、そんなあまりに違い過ぎるエネルギー環境には彼が交流できる妖精は近づけないのである。

スタジオの中がどんなエネルギーだったか、きっと疑惑いっぱい、愛とは真逆のエネルギーで満たされたに違いない。そうなると、彼自身のエネルギー体は一気に暗く重いエネルギーで包まれてしまう。純粋な人ほど、黒いエネルギーを吸収するのだ。

そうなると、いつの体力、気力、精神力はなくなる。妖精との交流に必要な回路は閉ざされてしまう。

今回のメールをくださった方のように、自分を変えて、本来の自分を隠すしか方法がなくなる。

そうならないで自分のまま、いつもの状態を保つには、愛のサポートと共に練習と訓練が必要なのである。自分自身のハートがどれ程大きく、美しいかに気がついて、それを誰に証明する必要もなく、ただ自分の心地よさ、価値を実感しながら、もっともっと成長、進化していく場所と学びが必要なのである。

人それぞれエネルギー的にどんな風に違うのか、妖精は何次元にいるのか、幽体と霊体はどう違うのか、どんな周波数帯があり、そこにはどんなことがあるのか、何に注意すれば良いのか、愛か恐怖か、人間は何に気が付かなければならないのか、、、、

私が話たいことは無限である。

https://www.wenergym.com/

https://www.finchfumi.com/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?