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認知症おとーさん日記 Jun.19〜26

なんだかんだと色々あって書くこともたくさんあったのだけど、その変化にわたしがついていけなくて、しばらく日記から遠ざかってしまった。とりあえず記録のため、ある程度まとめて書こうと思う。

弟Tが泊まっていって、おとーさんの様子が気になって帰省を1日早めた翌日からのお話。それからも相変わらずおとーさんは、朝はまあ元気そうだけれど夕方以降になるとガクンと気分が落ちがちな様子が続いた。食欲がないらしくあまり食べていない様子。それでもお洗濯をしたり、掃除機をかけたり身の回りのことはやっているようなので生活としては成り立っているようだった。

やはりデイサービスがないとずーっとひとりぼっちだし、散歩に行くと言っていても実際は外にあまり出ていないようだから、どうしても気が滅入りがちなのだろう。認知機能も少しずつ落ちているように思う。朝ごはんを食べたかを聞いたときに、
「食べたよ。いや、まだかな?あれ?どっちだったかな。」
と今までにない、会話があったり…

このままではマズイ。絶対にマズイ。新しいデイサービスの通所先を見つけるのは次回の帰省の必須事項となり、プライオリティーNo.1となった。ケアマネージャーさんに頼んで送ってもらった資料を見ながら、電話で相談。3箇所ピックアップして体験利用の手続きをしてもらうことにした。しかし、コロナ禍で他の利用者さんの新規受け入れなどがあって、こちらの希望(週3回の通所)の受け入れができないところが。乗り遅れた…と思ったものの、これは致し方ない。気を取り直して違う施設を再度確認をしてもらう。といっても、おとーさんが気に入りそうなところ、通っていたデイサービスに雰囲気が近いところはもともと少なくて5件しかなかったから、残ったところに確認を入れてもらう感じだったけれど。

帰省する前に、なんとかわたしの滞在中に3箇所の体験利用と決まった後の入所の手続きの段取りをしてもらうことができて、ひと安心。

おとーさんにそのことを伝えると、
「別にデイサービスに行かなくてもいいんだ。家でのんびりしたり、自由に散歩に行ったりできるからこのままでいい。」
と言う。本人的には散歩も結構行っているつもりなのだけど、もう何年も前のことが今のことのように感じているだけで、ほとんど散歩には行ってないんだけどなぁ…



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