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入院2日目 認知症おとーさん日記 Mar.27 2021

携帯電話は使えるとのことだったから、おとーさん、混乱してないかなぁ?どうしてるかなぁ?と、電話をするもつながらず。ちょっと悶々。

きのうの夜やけさ、混乱してしまって不安に駆られるんじゃないかと思ったけれど、主治医の先生が当直で見てくれると言っていたから、きっと大丈夫だったのだろう。そう言う意味でも、知った顔がある病院で本当によかった。

すぐに東京に戻ろうと思ったけれどリモートで打ち合わせをしたりできたので、月曜日にケアマネージャーさんとの打ち合わせや治療とリハビリの方針を聞いてから帰ることにした。

夜、仕事が終わった妹と合流して食事。わたしが帰ってくるまでのことや帰ってからのこと、最初の病院での診断のことなどくわしく情報交換した。そこで分かったとこは、どうやらおとーさんはじめに診断されてから新たに圧迫骨折をしたのではないかと言うこと。

妹が病院に連れて行ったときは、腰は痛がっていたけれどつかまり歩きなどしていなかったし、レントゲン写真に胸椎の骨折はなく腰椎の骨折のみだったという。それに水曜日に甥っ子たちが行ったときにはほとんど横になって口を開かない状態で、昼ごはんを一緒に食べようと思ったけれどそんな感じじゃなかったらしい。やはり朝のシャワーで何かあったのかもしれない。おとーさんは覚えていないけれど…

今更そんなこと悩んでも仕方ないのはわかっていても、帰省を早めていたらと悔やまれる。ごめんね、おとーさん。

それにしても介護をはじめて5年目に突入したけれど、おとーさんと話をしない日は1日もなかったことに改めて気がついた。こうしてプッツリとおとーさんとわたしを繋ぐ電話という糸が切れてしまうと、本当に不安になる。

月曜日に病院に行ったら、携帯電話を枕元に置いてもらうようお願いしよう。

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