1日の終わりがご機嫌ならば、それでよし 認知症おとーさん日記 Jun.27 2020
土曜日なので、ちょっとゆっくりめの9時すぎに電話をすると、
「まだ朝ごはん食べてない。」
「あら、きょうは遅いね。」
「でもみそ汁を作ればすぐ食べられるんだ。」
「そっかー、じゃあしっかり食べてね。」
と、電話を切って1時間後...
「ごはん食べた?」
「いや、まだだ。」
えーっ⁉︎ まだなんかい!
「どした?体調よくない?」
「うん...なんとなく気分が落ち込んでるんだ。でもこれから食べる。みそ汁作ればいいだけなんだ。」
うーん、そっかぁ、さっきと一緒かぁ。これはちょっと放っておいた方がいいかな。心配してやんややんや言うと、かえってストレスになっちゃうし、お腹空けば食べるだろうし、1食くらいたばなくても平気。と、その後電話をせず。朝飲んでるお薬は夜でもオッケー。翌朝また飲んでも大丈夫とお医者さんに確認したから、必要以上に心配しないでいよう。
そして夕方17時半に電話をすると、もう晩ごはんの片付けが終わって、ゆっくりしていたところだと言う。一応朝のやりとりを話して聞かせると、
「それは心配かけて悪かったな、朝は寝起きだったからじゃないか?お酒も飲んだしすこぶる調子がいいぞ。」
だそうで。まあ気分を持ち直したのなら、よかった。お薬を飲むよう伝えて、電話を切る。ご機嫌さんだったから、とりあえずひと安心だな。
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