淋しい　認知症おとーさん日記　Dec.20 2020

きょうはわたしの朝ごはんの支度ができてから、おとーさんに電話をした。ちょうどこれからごはんを食べるところだったらしい。「気が合うねー」なんて話をして、「とりあえずごはん食べちゃいましょ。」と電話を切った。

しばらくしてからお薬確認の電話。「きょうは20日か？飲んでる。」と言う。すばらしい〜　やるじゃん、おとーさん。「お天気は、どう？」「これから夜へ向かってるみたいだ。」おとーさんがそう言う時は、黒い雲が垂れ込めてる時なんだよね。「そっかぁ、きょうは1日お家だね。」「そうだ。こんな日は家にいるのがいい。」きっと1日ソファにちーんと座ってるんだろうなぁ。ま、仕方ない。

夕方、正月飾りのワークショップに参加してると、おとーさんから電話。「どうした？」って聞くと、ここのところの常套句「別にどうもしないけど、ごはんを食べ終わって、後片付けも終わって、ソファに座る前にどうしてるかな？と思って電話したんだ。」と言う。こちらの状態を話すと、「悪かったな。気をつけて帰りなさい。うがい手洗いは忘れずにな。」「はい、ありがと。」ちょっと面倒くさくなっちゃって、雑な受け答えをしてしまった… ごめんよ。