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もしものときのこと

急に気温が上がって、一気に夏!といった感じの新潟。
ただでさえ子供が生まれてからは運動不足で、体が追いついていきません。。

今朝はポツポツきたな…と思ったらザバッと土砂降りになり、何分か後には何事もなかったかのように晴れてムシムシの熱気。

あーこの季節が来たな、というかんじです。
東京でも近年はゲリラ豪雨が定番になってきましたよね。
被害が大きかった3年前の台風のとき、両国国技館で現場があってホテルに泊まってたのですが、隅田川脇の歩道が見えなくなるくらい水嵩が増してるのを実際に見て怖いなと思ったのを覚えています。

もちろん今住んでいる三条市も例外ではなくて、過去に2度、大規模な洪水による水害が起きています。
ここ10年ほどはそこまで大きな水害は起きてないようだけど、やっぱりいつ起きてもおかしくないのが自然災害。

自宅は川が近いので、ハザードマップで浸水の可能性があることは知っていて、最寄りの避難所は調べてある。
とはいえその程度で、実際に緊急時になったら?ということまでは考えてなかった。

そこで調べていたら、国土交通省の地点別シュミレーション検索システムというサイトを見つけました。

これは自宅ではなく仮の地点ですが、こんな風に時間を追って浸水の高さが表示されます。

よりリアルに感じて恐ろしい。。
うちは川の近くで1階なので、川が増水したらアウトだなと再確認。

でも、さぁ避難するぞ、となって避難所に行くか…
0歳の娘を連れての避難所は、未知の領域過ぎて不安しかない。
もしそこに長期間いることになったら…想像もつかない。

過去の水害からも、ハザードマップの予測からも、2階以上にいれば大丈夫らしいということがわかる。
でも同じアパートの2階や3階に住む方との交流もないし。

そうだ、近くのマンションにお友達が住んでる!
車で5、6分のこの地域では珍しい高層マンション。
東京にいた頃から夫同士が友達で、新潟に誘ってくれた同じ移住組の家族です。
お友達というにはまだ馴れ馴れしいほどの回数しか会ったことはないけど、
お互い知らない土地で子連れということで、いつでも頼ってね!と言ってくれるありがたい存在。
もし水害が起きそうになったら、ご自宅にご厄介になってもいいかと訊いたら、快諾してくれました。

ひとつの目安として、警戒レベル3(避難準備)になったら高層階であるお友達の家に行く。
この選択肢があるだけで、すごく安心感があります。

引用https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201906/2.html

車で向かうことも考えて道路状況をチェックするのも大事ですね。
緊急時に限らず、いつでもおいでと言ってくれてるので、警戒レベルを待たずとも不安を感じたら行こうと思っています。とてもありがたい。

こうして事前に話しておくことも結構大事なんじゃないかと思います。
例えば何か災害が起きたとき、あるいは起きそうなときに、お互いに大丈夫?と声がけができるし。
近くに頼れる身内がいないと、こういう存在って意外と命綱になったするのかも。

やっぱり子供を持つと、周りに頼ることの重要性をひしひしと感じます。
同時に助け合うことの大切さも。

災害に備えて防災グッズを常備するのももちろん大事なことだけど、シュミレーションをしておくのはもっと大事だと思います。
住んでる地域の情報が今はネットで簡単に、しかも高精度で詳しくわかる時代です。
まずは知ることから。
うちは大丈夫、と思ってる方でも一度ハザードマップは見てみてほしいです。
もしかしたら家族や友人が危険区域に入ってるかも。
そんな時は会話のついでにでも話してみてほしいと思います。
知っているといないとでは大きくちがう。
何もなければそれに越したことはないですから。

ゲリラ豪雨や台風被害、想定外の災害が増えてきている昨今。
頻繁にニュースで見るようになって、他人事ではなくなってきています。
気持ちの備えもしっかりして、どんと構えておきたいものです。

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