The Sun Will Rise Again.
標高の高い山への登山の醍醐味のひとつが、荘厳な日の出を望むことではなかろうか。快晴であれば言うことなし、雲海は幻想的な雰囲気を創り出す。
冒頭のフォトは、2022年9月に北アルプスを縦走したときの蝶ヶ岳からの眺望。その前日に徳沢から雨の中登ってきて、蝶ヶ岳ヒュッテに着いたときには雨は上がっていたのだけれど、ガスで景色は楽しめなかったので、喜びもひとしお。太陽が昇ってくる前の、空が橙色に染まる情景に息を呑む。
私は、オレンジ色の空をみていると、海外への旅を想起する。COVID-19前は個人旅行や仕事を含めて、年に数回は海外へ渡航していた。時折、機窓からはオレンジ色に染まる、この世で最も美しいのではないかと感じられる風景を眺めながら、様々なことに思いをめぐらす。自らの歩みとこれから進みゆく人生、多様な人種と価値観、思い悩んでいることのちっぽけさ、陽はまた昇る、などなど。それが日の出であったか、夕陽であったか、は記憶が定かではないけれど。
ふたたび、海外にも目を向けながら、進んでいきたい。仕事だけでなく、海外の山を走り回りたいですね。
近所にもご来光の絶景ポイントがあります。Think Globally, Act Locally!
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