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継続できない理由をさがすワンシーン自己分析

やる理由がないから行動できない。
やる理由を言語化できないから継続できない。

稼ぐ理由、副業する理由、お金がほしい理由を考えたことはありますか?
「副業しようかな」と考えても行動する人はごくわずか。行動して継続できる人はもっとわずか。結果がついてくる人は、、、。
原因は「行動するほど強い理由がないから」です。

ぼくがブログを始めたのは2022年2月。当時はSNSでブログ同期の集いがありました。今から頑張ろうという人たちがモチベーションを高め合い、それなりによい雰囲気だったと記憶しています。
しかし、3ヶ月後にはアクティブでないアカウントが増えはじめ、1年後には数人しか見かけなくなりました。やる理由がやらない理由を上回れなかったんですね。 

今回のテーマは
継続できない理由の深掘りと、継続するために必要な核となる動機を探すことです。人を動かすほどの強い動機(核)は、深海レベルの自己分析を進めなければ見つけられません。逆に、一度見つけられれば行動の制御は容易です。

順を追って解説するので、5分ほどお付き合いください。

「なりたい」は継続の動機としてよわい

お金持ちになりたい
自由なライフスタイルを手に入れたい
不労収入がほしい

この辺りは欲求喚起できる要素で、セールスにおいて有効活用されています。擦りつくされているので、行動を後押しできることは間違いありません。
しかし、継続の要因としては不十分に感じます。お金が欲しくて継続できるなら全人類お金持ちですからね。

継続の動機は「なぜお金を稼ぎたいのか」という背景情報に起因します。
ぼくたちは想像よりも自分のために動けません。「将来の自分を楽させるために、いま頑張る」なんて都合のいい幻想です。
それができたら苦労しないよって話しですね。

肌感ではありますが、副業やフリーランス業界は既婚者、子持ちが多いです。家庭をもち、守るものができた瞬間に「お金」の悩みが顕在化し、緊急性も高まります。自分より大切なものだから、自分の時間を犠牲にしてでも継続できるのです。

継続したいなら「なりたくない」を探す

継続できるのは「こうなりたくない」という現実をイメージできるからです。

年金頼みでひもじく暮らしたくない
子どもに我慢させたくない
気に入らない人の下でこき使われたくない

ぼくは社会不適合者なので
自分よりやってない人、自分より明らかにできない人に指示されるとイラっとします。背中で見せてくれないと着いていけません。
読んでいるあなたにも同じような瞬間があるはずです。

もう少し深掘りしてみます。
最近、ある人に「お前物欲とかないのになんでお金にこだわるの?」と聞かれました。ブランド品なんて興味ないし、1食数万のご飯は正直おいしくないし、特に欲しいものもありません。「確かになんでだろう」と真剣に考えました。

思い当たる節に「父親」がありました。
ぼくの父は「自分に甘く、人に厳しく」の典型です。自分は料理もできないし、余りもののおかずを食べないくせに、惣菜やコンビニ飯が続いたり料理を作らないと節約しろ怒ります。母には特に厳しい、、、。
尊敬できる面もありますが、小さい頃から「こうなりたくない」と思っていたのが父であり、我が家でした。

父は公務員で共働きです。一般家庭より高給取りですが心の余裕はありません。小さきぼくは「もっとお金があればゴミみたいな喧嘩がなくなる」と思ってしまったのでしょう。
これが自分の根底にある背景で、お金のために継続できる理由です。

明確なワンシーンが動機になる

人を動かせるほどの動機は、ふとしたワンシーンに眠っていました。

節約のために弁当よりカップ麺を手に取った瞬間
夜中に家計簿をつける奥さんの背中を見た瞬間
嫌いな上司に怒られて舌打ちを我慢している瞬間

こんなリアルなワンシーンが、あなたを突き動かす本当の要因です。
ネットに公開されている自己分析シートを使うくらいなら、ワンシーンまでの深掘りを実践してみてください。自分でも意識していなかった本心を見つけられると思います。

「引き出されないと見つけられない」という方はXのDMにご連絡ください。きっかけくらいならご協力できると思いますw

p.s.

ワンシーンまでの深掘りはセールスにも応用できます。

具体的なイメージがつくほど売れやすいなんて言われますが、世に溢れているLP、ファネルは上部の悩みを指摘するばかり。全然刺さらないし、じぶんゴト化できません。
悩みを深掘りする際には具体的なシーンを入れます。ストーリーとして組み込むのも好みです。より深い悩みをイメージさせられれば、人を動かすのが容易になります。

一応、マーケティング職っぽいことを言っておきましたw
てか、なんで自己分析にも応用できるって気づかなかったんだろう、、、

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