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#8再々婚する私と、再婚する彼の価値観のすり合わせ。

再々婚する、と言いながら気づけばずっと看護師の裏話みたいなものを綴っている。
もちろん、再々婚に至る経緯や転勤妻の苦悩、看護師の転職事情など話題は尽きないくらい沢山あります。
ただデリケートな話ですので、気持ちの整理をつけながら丁寧に書こうと思っています。
今回は彼との価値観のすり合わせについての話題になります。

1.マクドナルドでデート。

以前から時々、彼と一緒にマクドナルドで飲食することがありました。
株主優待券があったらより楽しくなると思い、日本マクドナルドホールディングス株式会社の株を保有しました。
マクドナルドの株主優待は年に2回。6月末と12月末が権利確定日です。
1冊にバーガー類、サイドメニュー、飲み物、3種類の無料引換券が1枚になったシート6枚がもらえます。
100株保有しているので、例えば。
ふたりで1冊使うとなると、2ヶ月に1回食事ができる計算になります。
結構、大きいですよね。
もちろん、ひとりでコーヒーを飲みに行ったり娘とおやつしに行くこともできます。
計画的に使えば余らせてしまうこともなさそう。

アラフォーカップルが、マクドナルドで食事やデートというのは、少し前に話題になった「サイゼリヤ問題」に近いものがあるかなとも思いますが、私たちの食志向、生活スタイルには合致していますのでなんら問題ありません。
そもそも、生活と共にあったから株主になったのです。
因みに同じ理由でサイゼリヤも保有しています。
サイゼリヤは私の住んでいる地域にはないけど
彼の最寄駅にある。
お出かけした帰りにワインを一杯ひっかけようと画策中。楽しみです。

2.株主優待券が届いた。

楽しみに待っていたら、9月末に黄色と白の見覚えある丸いMマークがデザインされた封筒が届きました。
封筒だけでワクワクします。
配当金の通知が入った封筒や、思わぬ時にギフトが届くのはなんとも嬉しい。
日本株をやっている投資家の醍醐味です。

早速、彼に連絡。
「今度の晩ごはんにしよう」
彼「いいね!」

ずっとやってみたかった、「一番高額な裏メニューの注文の仕方」を検索しました。

夕方17時からの倍ビッグマックにトマト3枚追加、ピクルス、オニオン、ソース増量。
Lサイズのポテト。
ドリンクはフロート系。
が、MAXの注文のようです。

シート2枚を出しました。
そこに彼が横からバーガーを単品でひとつ注文。
アルバイトの若い女の子が注文を受けてくれて、会計は0円。
(おかしいな・・)
注文の仕方をスクショしたスマホを忘れてしまい、慣れない注文をしていたので舞い上がってしまった。

3.お互いの価値観を掘り下げて共有する。

席につき、落ち着いてレシートを確認。
「バーガー類の券を3枚使ったことになってるから、支払いが発生しないことになっているのか!」

ふたりともフルで仕事をしているいい大人です。
一応ちゃんと一定の収入はあります。
時給せいぜい1000円にも満たない(であろう)
バイトの子がレジを打ち間違えていて、それに乗っかるのは恥ずかしい。
しかも、株主優待券で一番高額な使い方をしている。
払ってこよう。
話し合い、結論を出しました。

レジに戻るとバイトの子と上の人ぽい人がまさにこの件についてお話し中。
「すみません、足りてないと思うのでお支払いします」
不足分の500円を支払いました。

私が注文していたので、彼は最初、何が何だか分かっていなかったようです。
レシートを見て一緒に考えてくれました。
あそこで彼がもし、「向こうがミスをしたのだから貰っておこう」などと言ってしまう人だったら今後の付き合いを考え直していたと思います。
そもそも、私が最初におかしいことをちゃんと伝えて支払いしておけばよかったのです。
今思い出してもその点だけは本当に恥ずかしい。
だけど、話し合いする機会ができて、価値観を共有して関係性を築いていけていると実感できました。
私にとってはとてもとても嬉しいことなのです。

因みに、最初の結婚をした元夫は、私が思うにとてもせこい思考の人だった。
(優待券で高額メニューを注文するお前が言うな)
こういう時、お店側から言われないと支払いしないのではないだろうか、しかも快く支払いしなさそう、とふと思ってしまった。
会うこともないので今はどうか知りませんけど。
私ができることは、ただ、彼がどこかで幸せであることを願うのみです。

4.まとめ。

マクドナルドで商品の引き換えをしたことをきっかけに、彼のいいところを再認識しました。
話し合いができる。
話し合いに応じてくれる。
私自身もまた、話し合いを持ちかけることができる。
株式投資に対する自分のスタンスも少し話すことができた。
価値観のすり合わせはこれからも少しずつ進めていく、大きなテーマなのだと思います。

5.おまけ話。

「しのけん大食い」という敬愛するYouTuberさまの動画を普段見まくっていたせいか、自分もたくさん食べられると勘違いしていました。

私はよく食べる方だと思うのですが、この裏メニューを注文して実感したことがあります。
一度に食べられる量には限度がある。
私は普通の人だった。
しかもゆるく年単位でダイエット中。
ポテトを先に食べ始めて(ダイエットとは)食べきれませんでした。
ふたりだったらひとつで充分です。
先に倍ビッグマックを食べ始めた彼は、高さがあり過ぎて口に入り切らん、と苦戦しながら食べていました。
パティが4枚にトマト追加ですからね。
私はフォークをもらって中の数枚を食べ、持ち帰りました。

後日、コンビニバイト経験のある娘にこの話をしたら、ふーん、と流され、券というもの全般、確認がめんどいから嫌だったと申しておりました。

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