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最適解を選べるようにするために

大人になって仕事をするようになると正解のある仕事の方が少ないと思います
正解は何か模索しながら、暗闇の中を手探りで探すように仕事を進めているような感覚です。

今回、ネットサーフィンしていると正解と最適解の違いについて発信している投稿をいくつか見かけたので考えてみることにしました。

学生時代は正解があることがほとんどだったと思います。数学や理科は正解があるものだし、正解が毎回変わっていたら学問として成り立ちません。
小論文は正解がないですね。
また、歴史や地理はその時点では正解とされていたものでも、その後の研究などで情報がアップデートされることがあります。


最適解はその時点でのベスト

最適解は自分が直面している課題に対して、その時点で一番良いと考えている回答でいいと思います。
これでいいのかと悩むこともあるかと思いますが、その時点の最適解でやってみて、それでダメだったらまた次の策を考えればいいと思います。

最適解は後から振り返って変わることもある。

私も日々の仕事の中で営業やクレーム対応などの仕事をした後に振り返りをして、あの時別の言い方をしていたらどうなったのかな?
と想像することもあります。

振り返りをして試していない他の選択肢を持っておくことはとても大切だと思います。
次の機会に同じような状況になった際には、まだ試していなかった選択肢を試せば新しい情報が手に入ってさらに最適解を選ぶ制度が高まると思います。

同じような事例の最適解をいくつか集めて、さらに最もらしい最適解の傾向をつかむ。

これは、研究でも同じだと思いますが、帰納的に考えることが必要だと思います。

Aさんのクレーム対応をした時、Bさんのクレーム対応をした時、Cさんのクレーム対応をした時、それぞれAさん、Bさん、Cさんでそれぞれの人間性や状況は違いますが、傾向を把握しそれを次に活かすことが必要だと考えます。

将来、最適解を選べるように事例収集と想像を怠らない。

最適解の精度を上げる事例収集は、たくさんの方法があると思います。

読書
いろいろなジャンルの本がありますが、歴史の本・偉人の伝記・有名人や有名経営者の生い立ちの本・小説が参考になると思います。
過去の人物やフィクションの登場人物が、困難な状況に直面した時どのようにそれを乗り切ってきたのか、どのような気持ちで、どのようなことを考えどのような言葉を発してきたのか?

映画・ドラマ・漫画・アニメ
これらのような娯楽でも登場人物の置かれた状況、思考、感情、発言、行動が必ず表現されているので参考になると思います。

想定する
実際にそのような状況になったら自分だったらどうするのか?想像してイメージトレーニングをしておくことが大切です。
実際に訓練することも大切です。
営業だとロールプレイ、災害対策では避難訓練やBCP(事業継続計画)、ゾンビが街にあふれたらホームセンターの装備でどこまで戦えるか想像しますよね。
もしもの時を考えて想定しておくことが大切です。

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