初めて参加した「呈茶お手伝い」のこと
5月の終わりのこと。
一参加者として出席予定、とお伝えしていた、6月下旬に開かれる茶道のある会の役員の方から、「呈茶を手伝ってもらえませんか」とのご連絡が。
予定は元々あけてあるし、博物館の茶室担当時代には呈茶(菓子と抹茶をお出しする)も行っていたので、「(予定は)大丈夫です」と気軽にお引き受けしたのだが。
お引き受けした後で、
「ん?この時期の茶会にふさわしい着物となると・・・?」という懸案が。
この時期、お稽古には義母から譲ってもらった単衣(ひとえ)または、少し早めだけれど、洗える夏着物に、先生が譲ってくださった夏用の絽の帯をしめていくのだけれど。
この時期の茶会にふさわしい単衣と夏帯の組み合わせって、持ってないかも・・・(汗)と、気付く。
単衣の紋付色無地は、5年ほど前に母が作ってくれて、まだ袖を通していないものがあるので、そちらでよいとして。
そのときに、合わせて用意してくれた帯は、夏帯ではなく・・・(5月~6月はじめくらいまでと9月用)。
先生が教えてくださった着物屋さんで、ヴィンテージものもあるということで、見に行ってみたけれど、「夏帯は数が少ないんですよ~」(ですよね~)とのことで、出会いがなく。新たに仕立てるとなると、活躍する機会の少なさを考えると、かなりいいお値段…。
困って先生に相談したところ、「それなら、絽の袋帯と色味の合う帯揚げ、帯締めをお貸しします」と言ってくださり。
日曜日、無事に紋付色無地に絽の袋帯という装いで、新宿で行われた会のお手伝いに参加することができ(着物用の割烹着もこの機会に購入し、持参)。
呈茶の中でどの役割になるかは当日お伝えする、とのことで。
裏でお茶を点てる役?お菓子を並べる役?お運び?とドキドキしていたのだけれど。
最後のほうまで名前を呼ばれず「?」と思っていたら、
「soufuさんは、床前(とこまえ)をお願いします」と最後に言われ。
・・・床前?
・・・床の前にいる人?
・・・茶会で言ったらご亭主がいるあたり?
なぜ、準備からされてお道具のことをよく分かっている役員さんではなく、初参加の私がその位置に・・・?と内心、動揺する。
一通りのご説明をうかがうと、床前のさらに前方に役員さんが2人ほどいるようにするので、お道具のことを聞かれたら役員につないでください、とのこと。
それならば大丈夫かな、とほっとするも。
いざ呈茶が始まると、時間帯によっては「soufuさん、中の手伝いお願いします」とお声がかかり、茶碗の消毒、お茶を点てる、運ぶ、下げるなど一通りやらせていただき。
そして床前にいると、やはりお客様から、軸や花入れ、花などについて、何かしらご質問があり。役員さんは全体をみながらお茶を出すタイミングを中に指示されたりと、手があいていない時間もけっこうあったので、役員さんが説明されていた内容をその場で覚えて、同じようにお伝えしたり。
といった具合で、予定の約2時間が終了。
役員の皆さんが落ち着いていて、全体をよくみられていて、てきぱきと動かれていたので、その流れにのって、気持ちよくお手伝いさせていただく。
リハーサルを兼ねて先にいただいたお菓子とお抹茶も、おいしくいただき。
着物、帯の準備も含めて初めてのことが多くドキドキだったけれど、手伝いに参加させていただいて、いろいろと勉強になり、やはり何より、楽しく。
秋にも同じ会が主催する茶会があるとのこと。
お手伝いに手を挙げて、また皆さんと一緒に、お客様にお茶をお出しできたらよいな、と思う(^^)
※この日はランニングウォッチを日中外していたので、計測できた歩数は3,000歩台だったけれど、その3倍くらいは実際は歩いたかと👟👟👟
#1日6000歩 6/22-28 73,119歩 10,445歩/日✨
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