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子宮内膜症と生きる〜身体編〜

前回、子宮内膜症に対する
・皆さんの不安
・私自身の体験 などを記事にしました。

子宮内膜症と付き合う上で、
・自分の身体にどんなことが起きているの
・治療するとどうなるの
・不安など自分の気持ちにどう対処したらいいの 

など様々な思いを感じるため身体編と気持ち編にわけて記事にします。

今回は身体編。

まず、子宮内膜症は現在の医療で
『完治する病気ではない』ということ
『原因が不明な病気であること』を知りました。

昨年、研究をして原因となっている可能性があるものをみつけたという発表もありました。
治療の確立に向けてはまだまだ先の未来ということになります。

現在の治療の中で内膜症と、
"さようなら"する手段は

「子宮の全摘」

いきなり、そんな話をされてもと思ったことでしょう。

内膜症は10人に1人がなる病気❕

生理がある女性に常につきまとう病気とも言えるのです😢

子宮内膜症ってどんな病気か皆さんは周りに聞かれてどんな説明をしますか?

簡単に説明すると

子宮内で赤ちゃんのベッドの役割をする内膜が、なぜか子宮外に出来るのが子宮内膜症です。

赤ちゃんのベッドという言葉をみて何となく気付いたと思いますが、生理の時に排出されるものが内膜となります。

内膜症は子宮外のどんなところにできるのか。

・卵巣
・ダグラス窩(子宮と直腸の間にあるくぼみ)
・仙骨子宮靭帯(子宮を後ろから支える靭帯)
・卵管
・膀胱子宮窩(子宮と膀胱の間にあるくぼみ)

ほとんどが子宮や卵巣の周辺となります。

まれに肺や心臓をおさめる胸腔、尿管、膀胱、腸管などにできることもあるようです。

身体に出る症状として
・生理痛(動けない程の痛み)
・性交痛
・排便時の痛み
など生活に影響が出る疼痛

そして、
卵巣や卵管近くにできれば排卵が上手く出来ず妊娠のしにくさに繋がったり、最近は出産に対する影響もあるのではと言われているようです。

内膜症であっても疼痛の症状がなく過ごしていたり、妊娠した時にわかったという方もいるので無症状の方も一定数いるため、厄介な病気とも言えます。

治療法として

・低用量ピル
・ミレーナ(避妊リング)
・手術          があります。

チョコレート嚢胞(卵巣側に生理で排出される血液が溜まった状態)がある場合は妊娠のしにくさなどに繋がるため、腹腔鏡での手術をすることも選択肢の一つです。

妊娠の希望などで治療は変わりますので、自分の気持ちを医師に隠さず話すことが大切です。

もし、話を聞いてくれない医師なら病院を変わることも手段です。選ぶ権利は自分にあります。

自分の身体を自分で守るためにも、医療を上手く使っていきましょう。

身体編として、子宮内膜症のことや治療についてざっくり記事にしてみました。

病院にいくべきか迷っている。
婦人科ってどんな感じの雰囲気なの?
通院費やピルの費用など知りたい。
生理が辛い。
内膜症か不安。
妊娠への不安など

女性は多くの悩みを抱えて生きていると病気を通して痛感しています。 

自身の治療と医療事務の経験などから記事を書いています。
あなたの不安が少しでも解消できたら幸いです。

次回は子宮内膜症の気持ち編。
診断された時の本音などを書いていきます。

記事を最後まで読んで頂き、ありがとうございました🙇

あなたとの御縁に感謝🌸 

生理や婦人科疾患のことで不安だけど、周りに話せずモヤモヤしている方へ。

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