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腎臓を守るために、健康なときから避けたい食べもの

ステロイド内服量が、やっと
1日15mgまで下がりました。

血液検査の結果、
クレアチニンは少し高い状態(0.96)のまま
eGFRは低めですが
タンパク、潜血とも正常値内で、体調は悪くないです。

しかし
アンパンマンのような自分の顔と
体重管理に苦戦しています。

ほかの皆さんもよく書いておられるように
ダイエットしてもステロイド内服中は
体重がホント落ちません!!

やっと
強烈な「チョコレート食べたい!」願望は止まりましたが
すでに半年で、体重6キロ増えておりまして
ぶよぶよの自分の体を何とかするための策を考える日々です。

さて、今日は
私のように「慢性腎臓病」にならないために

「腎臓が寿命を決める」(黒尾 誠先生 著)
という本から

健康なときから
気をつけてほしい食べものの話を紹介させてください。


栄養素「リン」について



「リン」は骨や歯などを強くする大切な栄養素のひとつですが
たくさんの食材に入っているため
普通に食生活を送っている人でも、
必要量の3倍くらい摂っているそうです。

ほとんどの日本人はリンの摂り過ぎ

日本人のほとんどが、リン必要量をはるかにオーバーして摂っており
過剰になった「リン」は、細胞毒のように働きます。

そのため、害のあるリンから体を守るため
過剰なリンをせっせと排泄しているのが
腎臓の尿細管の仕事です。


ところが、毎日のように大量に
強い毒性をもつリンが入ってくる(食べている)と
尿細管の障害が発生し
血液をろ過する仕事を担当している作業員の「ネフロン」が
過労で?死んでいくそうです。

健康だと思っている人でも、45歳以上になれば
年齢とともに「ネフロン」の数がじわじわ減っていくわけで

ただでさえ少なくなってきたネフロンが
リンの害でもっと少なくなり

なにも意識せず「リン」たっぷりの食べ物を
摂り続けていれば
腎臓のダメージが積み重なって
腎臓の機能は、症状がないままジワジワと低下します。

慢性腎臓病(CKD)の患者数が、近年すごい勢いで増えていることも
そういうことなんだな、と腹落ちしました。

慢性腎臓病の人でも
原疾患やステージは様々ですが
どの状態でも「リン」が多い食材には気をつけるべき
ですよね。

「リン」ってどんな食べものに入っているの?
まずは「食品添加物のリン」

リンには
有機リンと無機リンの二つの種類があります。

有機リンは、肉、魚、卵、乳製品、野菜、穀物などに
多く含まれています。
すべての食材に
神経質になる必要はないと思いますが
肉や乳製品由来のリンは吸収率が高く
体に入りやすいです。

反対に、豆腐、納豆、豆乳などのリンは
吸収されないリンなので、食べでも心配ないそうです。


一方、無機リンは食品添加物のリンです。
こちらは
極力減らすべきです!

食品添加物のリン



すべての食品添加物をカットすることは無理でも
多そうなものをとにかく減らすようにしています。

・ソーセージ、ベーコン、ハム
・ちくわ、かまぼこ、はんぺん、さつま揚げ、つみれ
・カップ麺、インスタント麺
・ファーストフード
・お惣菜、スーパーやコンビニのお弁当
・スナック菓子、おつまみ

ほかにも
健康に良いイメージの食材で
しらす、ししゃも、たらこ、わかさぎ、
骨ごと食べる小魚なども
「リン」が多いので
大量に食べるのは控えた方がよいと紹介されていました。


先ずは、もとの素材がそのままの姿でわかるものを選んで
食べようと思います。


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