見出し画像

「本当にやりたいこと」を見つけ、行動の止まらない自分で夢を叶える!「ゴール設定」3つのポイント【Mindset Code】

こんにちは、大山ふみあき です。
今回、Mindset CodeMindset, Inc.主催)を受講させていただき、認知科学にもとづく「心のしくみ(マインドセット)」を学び、自分を見つめなおす機会をいただいたので、その学びと体験をまとめます。

主体的に生きるために重要な「want to」の抽出

誰しも、人から指示・命令されたこと、規則やルールだからと決まっていることには気持ちが乗らないし、“しぶしぶ”やってもすばらしい成果は得られませんよね。

その一方で、自分の好きなこと・やりたいことには、誰に言われたわけでもなく(むしろ止められても)、時間を忘れて没頭。その結果、まわりから褒められたり、感謝されたりしてしまうこともあります。

人生を通して充実して、高い満足度をもって生きるには、自分の内側から湧いてくる「want to」に従う必要があります。

「want to」の対義は、「have to(〜しなければならない、〜であるべき、〜したほうがよい)」ですね。

今回のMIndset Codeではまず、徹底的に自分の「want to」を洗い出していきました。

ここでいう「want to」は、以下のような特徴をもちます。

  • 自分が本当にやりたいこと

  • おのずと才能、センスが発揮される。

  • 権威(親や先生、上司など、そのときどきの自分にとっての重要人物)からの禁止(「〜してはいけない」)や強制(「〜しなさい」)を振り切って、あるいは裏切ってやってきたこと。

  • 結果が欲しいからではなく、その「行動(〜する)」そのものが報酬となる。

  • 人生を通してくり返してきた、無意識の行動パターン。

  • 「システム1」の意思決定システムによる、直感的ですばやい判断。
    *「システム1」はダニエル・カーネマンが提唱した、人間の意思決定プロセスの一つ。

なかでもとくに重要なのが、「権威による禁止・強制を裏切ってやってきたこと」。さらに、「〜したい」という願望レベルではなくて、すでに人生を通底してくり返してきている「行動(〜する)」そのものを指します。 

自分が権威と認める何者であっても、自分を止められない絶対領域が存在する(=その領域では、自らが権威となる)。それが「真のwant to」ということです。


私の場合はこのトレーニングを通して、「(奥深い領域や本質を)探究する」「攻略する」「技を磨く」「(エンターテインメントを)味わう」といった「want to」が抽出されました。

たしかに、子どもの頃のめり込んでいたゲームでは「攻略する(次々のステージに進む、裏面を見つけるなど)」ことに夢中になっていました。理学療法士として働くようになってからも、「(人の体のしくみを)探究」し、しくみを最適化する技術を磨くことに心血を注いできたように思います。

今でも「人間の心のはたらきやしくみ」といった、そう簡単には解けない、計算できない領域に飛び込み、その真理や本質まで理解したい欲求が強いですね。

人生を変える「ゴール設定」のポイント

先だって「want to」を抽出したのは、それを土台として「ゴール」を設定するため。

目指す「ゴール」があるからこそ、私たち(の脳)はその達成へ向けて、必要な情報を集め、行動を起こしていくことができます。

認知科学にもとづくゴールは、以下の条件を満たすように設定していきます。

・ゴールは「現状の外」に設定する。

・ゴールは「want to」にもとづく。

・ゴールは一つに絞らない。「バランスホイール」を使って、人生のさまざま領域において設定する

ゴールは「現状の外」に設定する

まず「現状の外」とは、今の自分では到底達成できそうにない。達成までの道のりやプロセスがわからない範疇のものごと。

なぜ「現状の外」にゴールを設定するのが大事かというと、現状の外にゴールを設定しない限り、「現状から外れないこと(現状維持)がゴールになっている」から。これは私たちが生き残るために、生来備わっている心(脳)のホメオスタシスによるものです。

そこで「現状の外」にゴールを設定し、むしろそちらが自分の本当の居場所だと感じられるようになれば、自ずとそこに近づく行動が導かれるというわけです。


ゴールは「want to」にもとづく

ゴールは自分が心の底からやりたいと思える「want to」にもとづくものです。他人からの指示・命令や世間の慣習からくる「have to」では、強烈な動機づけは生まれません。

前述したように「want to」は、自分がこれまでの人生で通底してやってきた実際の行動。want toでは才能・センスが発揮され、ただただその行動そのものを面白がっているので、履行回数が増加。おのずと成長・進化するし、結果も伴ってくるというわけです。


「バランスホイール」を使い、人生のさまざま領域においてゴールを設定する

ゴールは「達成のために、その他すべてを犠牲にする」といった一つに絞られるものではありません。むしろ仕事・家族・社会貢献など、人生のさまざまな領域において複数のゴールを設定していきます。

さまざま領域にゴールを設定することで、それを実現したときの自分のあり方や世界の見え方に臨場感が高まり、行動につながります。

このとき使うのが「バランスホイール」で、「趣味・仕事・ファイナンス・健康(美容)・家族・知性・社会貢献・人間関係」などの領域があります。 もちろん、それぞれにおいて「現状の外」のゴールを設定します。


感想・むすびに

今回Mindset Code受講の動機は、自分のものの見方や考え方をガラリと変えー長年染み付いてきていたhave toを削ぎ落としー、本当にやりたいことを選択、決断、行動する一歩としたかったからです。

セミナーではトレーニングを通して、自分がこれまで生きてきた中で、何度も繰り返してきている行動パターンがある。それらの共通項を探したり、抽象度を上げてみたりすることで、「そうだ!そうだ!」と腑に落ちる体験をしました。もうそれは否定しようのない自分らしさです。

他にも「現在の大嫌いな業務のなかにwant toを見出す」「現状の外のゴールを設定する」ワークもおもしろかったです。

現状の外のゴールを設定すると、不思議なもので、ワクワクと行動のアイデアが湧いてくるのです。でもそれは同時に、ドキドキ、ちょっと怖いものでもあります。ただ怖さを感じるということは、それでこそ、現状の自分(コンフォートゾーン)の外にあるということなのかなとも思います。

「認知」が変われば一瞬で現実が変わるのかと、人間の心のからくりにぐっと興味が高まりました。

自分の内側をふり返り、これからのチャレンジへつながるとても意味深い学びの機会をいただいたMindset, Inc.の皆さま、一緒にトレーニングに取り組んだパートナーの皆さま、ありがとうございます。

本記事をお読みいただき、自然と自分が生まれ変わるマインドセットにご興味をもたれた方は、ぜひMindset Codeをチェックしてみてください。

【参考書籍】


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?