見出し画像

ボランティア・ネットワークを活かし持続可能な地域づくりで社会を変えていく

 私は先週の日曜日に、2年間お世話になっている福祉事業所で子ども食堂があった。この事業所と出会った時のはじまりは私と他大学1校のみであった。そこで最初に始めた時は、同じ大学の仲間を連れて活動することが多かったが、この時に私は物足りなさを感じていた。それは福祉事業所がある地域では大学が4校もある。ここで3点の問題意識を持つ。

 1つ目は、学生同士の連携をつなげ、福祉が福祉で終わらせないためにも様々な領域(例:心理や農業、教育など)がかかわっていくことによって面白さや魅力にも感じるのではないかと考えたこと。2つ目は、今この社会で生きづらさを抱えている私たちが当事者意識を持って地域でつながりを持って課題解決へと向かい持続可能なアプローチが必要なのではないかである。3つ目は、高校時代に経験した他の高校生と協働したチーム団体に所属し、地元のまちづくりを活かしたことを大学生と協働して考えていくことが必要なのではないか。この問題意識を持った私は他大学と協働していくネットワークづくりを始動した。始めはスムーズに進む面も途中挫折することもあったが、学生同士で話し合う機会を設け対話に基づくことが新しい発見にもなった。

 現在では、多くの学生が集まるようになり、コロナ禍で活動が制限され苦しんでいる学生の声を生で聞くことが出来たことがとても貴重であった。特に印象を受けたのはボランティアサークルの2人の学生からは「これまでコロナで活動が出来ませんでした。自分自身が活動したいという気持ちで・・。でも今日この場で参加が出来たことは非常にありがたいです。つながりが大切だということに実感できました」「私の大学で、もう一つボランティアサークルがあるので誘ってみようと思いました」という声があった。これらの声には、つながることへの道筋が見えてくるものであった。しかし、課題はいくつか残されているが、今私は目指しているのは自分の住んでいる町のみならず、そして隣町との連携である。また他にも私は地域での活動だけでなく、障害当事者と福祉支援者とつながることも図り、先月には当事者交流会を独自に企画した。この交流会では学生と当事者、そして支援者を含めて20名近くの参加となり、オンライン上であってもつながれることを肌で感じると共に私たちが団結していくことを実感した。このように、つながること、そしてつながっていくことが社会を変えていくことへの一つのアクションにもなる。私は良く「今後の社会の担い手は一体誰なのか」という問いをする。日本そして世界の社会を見るにコロナ禍や民主化運動など、人生を終わらせずに新しい社会を構築するという試みである。そのためにも持続可能なネットワークづくりが必要不可欠である。誰一人取り残さずに誰もが当事者意識を持つ時代となっている。ここで終わらせないこと、私自身の感覚では、すごろくゲームしている感覚を味わうと共に自分が全く知られていなかった世界に入り込んでいくことへの魅力にこそがボランティアであったり、地域づくりをしていくことだと考えられるであろう。

追記:もしよろしければTwitterのフォローをよろしくお願いします。 (@kGVVwsSh86efDZ8)名前はFFです。ご気軽にDMください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?