見出し画像

金曜日「絵本たちのいるところ」/譜面合間日誌(平日)

こんにちは。
「譜面合間日誌」金曜日担当の河﨑です。

みなさんは、雨お好きですか?
私は体調の良い時の雨は好きです。


雨を扱った作品にも様々なものがありますね。映画だと「雨に唄えば」、「パンダコパンダ 雨降りサーカス」など、美術作品だとルノワール「雨傘」、歌川広重「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」など、楽曲では大江千里「Rain」、SEKAI NO OWARI「RAIN」、PUNPEE「Rain(Freestyle)」など、様々な作品が雨を題材に創作されてきました。


それらの作品たちを私は雨が降るたびに思い出します。


それと同時に、雨と一見関連性がないにもかかわらず、強烈に思い出す作品が私にはあります。


それが今回紹介する作品です。

画像1

©デヴィッド・ウィーズナー

「かようびのよる」
作・絵: デヴィッド・ウィーズナー 訳: 当麻 ゆか
出版社: 徳間書店
発行年:2000年


この絵本のあらすじは以下の通りです。
「それは、ある火曜日の夜のこと。蓮の葉に乗ったたくさんのカエルたちが、池から町をめざして飛び始め…。」(出典:https://www.ehonnavi.net/ehon/1983/%E3%81%8B%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%B3%E3%81%AE%E3%82%88%E3%82%8B/


蓮の葉に乗ったカエルたちが、かようびのよるの空を飛び回るという非常にぶっ飛んだ面白い作品です。
幼少期から私はこの作品が大好きで、一人暮らしをする際に、実家から一人暮らしの家へ持っていった絵本の一つでもあります。


このデヴィッド・ウィーズナーは「かようびのよる」以外にも「セクター7」「漂流物」などの作品を発表していて、
特徴としては
・極端に文章が少ない
・日常生活の中に突拍子もないフィクションが起こる
・それらをリアリティーのあるタッチで描く
などが挙げられます。


文字が極端に少ないながらも、絵の説得力が非常に高く、文字が読めなくとも楽しめるような作品になっています。
現に、私の実家にあったデヴィッド・ウィーズナー作品の「セクター7」「漂流物」は英語版でしたが、小さい頃の私は喜んで読んでいました。

画像2

©デヴィッド・ウィーズナー


一体、なぜ私は雨を見ると強烈に「かようびのよる」を思い出すのでしょうか。


さぁぁぁぁーーーーっっっっぱりわかりません。


もしわかる方がいらっしゃったらご連絡お待ちしております。


それでは。お元気で。
良い週末を

【今週の何か】
少し前に買ったレインシューズ。
お気に入りで雨の日に外に出歩くのが億劫ではなくなりました。
昨日も雪の中この靴を履き買い物に行きました。


いいなと思ったら応援しよう!