ごはんとドラマ/木曜日「父と娘の隣でドラマ」2022.3.24/譜面合間日誌(平日)
こんばんは、宮ヶ原萌です。
今週はスペシャルコラボウィークということで、水曜日「買い食い以上、自炊未満」の記事のテーマである“食”とドラマについて書いていきます。
ドラマの中でも最も印象的に描かれる食事のシーン。
食事シーンの描き方で全体の雰囲気が決まるほど大事な部分になっています。
今季見ていたドラマの中からとても印象に残っている食事シーンを二つ紹介します。
まず一つ目は、「おいハンサム‼︎」から
目玉焼きと納豆のこだわり説明シーンです。
「おいハンサム‼︎」はホームドラマなこともありますが、とても食事シーンの多いドラマでした。
その中でも印象的なのが、家族の目玉焼きの焼き方と納豆に入れる具の好みがそれぞれ違うというシーンです。
登場人物たちの性格が食事の好みで表されていて面白いです。
他にも冷やし中華のこだわりが強い男や、屋台おでんで選ぶ具のセンスを求める男がいたり、食事の好みで登場人物たちがどんな人か分かるようになっています。
二つ目は、「妻、小学生になる」から
パパが作った焦げたからあげとしょっぱいオムライスを二人で食べるシーンです。
再び妻がいなくなって廃人化した二人が新たな人生のスタートをきる大事なシーンです。
料理上手だった妻が亡くなってからろくに自炊をしてこなかった父親が、部屋に引きこもってしまった娘を元気づけるために精一杯作った不恰好な夕飯が心に沁みます。
どんなドラマでも必ずと言って良いほど食事をするシーンがあります。
日常を過ごす中でもご飯を食べている間は家族が食卓を囲む時間であり、かけがえのないものです。
おわりに
今回をもって「父と娘の隣でドラマ」最終回となります。約1年と3ヶ月ありがとうございました。
小さい頃から習慣のように見ているドラマの感想を文字に起こすことで、また新たな視点からドラマを楽しむことができた気がします。
またいつか。
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