「続 窓ぎわのトットちゃん」の「咲くはわが身のつとめなり-『失恋』」という節で、女学生時代の徹子さんが教会の副牧師様に恋をしたというお話がある。 この恋は、その副牧師様が東京から広島に拠点をお移しになること、信者のお一人とご結婚されることで終わりを告げるのだが、「記念になるものを差し上げたい」と、お思いになっていたところ、あるものに巡り合う。 あるものとは、原っぱの近くで目にとまった小枝にマシュマロをくっつけたようなもの。その美しさに驚かれた徹子さんは、それを小箱に
H&Mの淡いグレーの床を小柄な椅子がしなやかに、かつてきぱきと走る。椅子をお引きになるのは田川啓二さん、そしてお座りになっているのは黒柳徹子さんである。 これは徹子さんが途中でお疲れにならないようにと用意された車椅子なのだが、車椅子というよりも素敵な椅子にたまたま車輪がついているように見えた。この椅子で隔てられたお二人を見ていると、端々に見られる深い心遣いとさりげない遊び心に、自然と見ていて口角が上がってしまった。 「徹子の気まぐれTV」における、徹子さんのお買い物