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言いたいことが言えない理由

今日は、言いたいことが言えない
内面のしくみについてお話させていただきます。


ある方に、
喉にブロックがあって、
言いたいことが言えないので、
そのブロックを外してほしいと
言われたことがあります。


しかし、その問題を解決する方法は
喉のブロックを外すことではないのです。


喉をブロックせざるを得なくしている
本当の原因に気づくことが鍵となるのです。


では
喉をブロックしている本当の原因は
一体何だと思いますか?

その原因は
実は、ジャッジ思考なのです。


正確に言えば、それだけでなく、他の様々な思考癖が
折り重なっていることから起きています。


中でもジャッジ思考が多いと
自分自身が話をするたびに
「これは話していいだろうか?」
「どこまでだったら、話して大丈夫だろうか?」
「果たして相手は、理解してくれるだろうか?」
「話すことによって、相手がどんなことを思うだろうか?」


などと瞬時に思考が働き、
その結果、話したらダメだと、
自分の中にある、ジャッジ思考が働くことで
話せなくなってしまう・・・という、
現象が起こるのです。


私たちの頭の中は
まるでラジオ局のように
いろいろな番組があって、
自分自身はその番組のパーソナリティとして
常時、一人喋りをしているのです。


それが思考です。
多い人は一日に6万回以上、思考が
働くと言われています。


その一人喋りは、
絶対にオンエアできない、放送禁止用語満載の
番組だったりします。


表面とは裏腹に
無意識に心の声が、「ああだ、こうだ」と
心のラジオで、鳴っているのです。


するとこれは秘密の番組ですので、
この番組をオンエアするスイッチを
常にOFFにしておかなければ、
危なくて仕方がありません。
もし、この放送の音源が漏れてしまったら
大問題になりかねないからです。


そこで、この番組のオンエアのスイッチに
ロックをたくさんかけて、
オンエアしない、ラジオ番組のパーソナリティを
長年つづけているということになります。


これが
「言いたいことが言えない」
という悩みに共通している
心の仕組みになります。


言いたいことを言わないのは
オンエアできない内容だからですが、
そのままオンエアされない番組の
パーソナリティを続けていくのは
ストレスになってしまうから苦しいのです。


更には、頭のラジオチャンネルの
番組はこれだけでなく、
その中には、
ちゃんと世間への体裁も考え
初対面の方や、
自分をよく見せたいときのために用意した、
あたりさわりのない番組もあります。


そこでは、天気や交通情報などに徹するような感じです。
マイナスの用語、忌み言葉、禁句を避け
相手の地雷に極力触れないように
最新の注意を払って話す番組ですので、
いつでもオンエアできるのですが、
とても疲れます。


こうやって番組を切り替えながら、
人間関係を頑張っていると、


その作業だけでも
そのうち
疲れてしまい、
人を信頼できなくなったり、
本当の自分がわからなくなってしまうのです。


「言いたいことを言えない」状態を

「言いたいことを言えるようにしたい」いうことは


すなわち
「本音で生きたい」
と言うことでもあるのだと思います。


そのためにまずは
自分の内面を
すべて、オンエアしてもいい状態にするために
お掃除していくことで


自然と言いたいことが言えるようになります。


それも言っていいことといけないことを
考えることなく


自分の中がすべて
言っていいことだけになれば


誰とでも本音で
話せるようになるのです。


内面をお掃除し
声の通り道をクリアすることで


本当の自分の声に出会うことができます。


余談ですが
声には、内面をお掃除する力もあるのです。


これはまた別の機会にお話しさせていただきます。


このように
声診断、音声心理を使えば
発声練習をしなくても
声が出るようになり
言いたいことが言えるようになり、
自由に話せるようになっていくのです。


ぜひ体験してみてください。

本日も最後までお読み頂きまして
ありがとうございました。

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