三浦海

ドラマ、映画、アニメ、本 あらゆるフィクション好きです。あとアイドル(J)も嗜みます。

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    • 推しがいるということ。

      大学4年生女がアイドルを推しながら過ごす日々を記録します。

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    【オススメ】日本のBLドラマ・映画感想まとめ!!【全12タイトル】【随時更新】

    日本のBLドラマ・映画が最近アツい!いろいろタイトルが出ていて気になるけどどれを見ようか迷う!という方向けに、私が見たBLドラマの感想を投稿します。 こちらの記事ではなるべくネタバレなしで解説。(地雷になりうる要素は事前説明しているのでそれがネタバレにつながる可能性はあり) 完全にネタバレなしで本編を見にいきたい方はバロメーターだけご参照ください。 ネタバレあり感想を別記事で投稿している場合あり。リンクを貼っておくのでもしよかったらそちらもご覧ください! バロメータ説明キュ

      • 4月1日

        朝9時半ごろに電車に乗る。乗車率は130%といったところか。田舎育ちの私は窮屈さを感じるが、それでもいつもよりは空いているのだろう。 新型コロナウイルスの影響で、あれほど施行に手間取っていた時差出勤やテレワークが否応がなく流行っていく。 黒船来航により社会の仕組みを変えていった日本は今になっても外的要因からしか進化することができない。 目黒川の桜が綺麗だ。今年は車窓からしか眺めることができないが、それでも今まで私が見てきた桜の中で3本の指に入る美しさだった。 それも、明日から

        • 卒論追い込み終わったら毎日1エッセイ(という名をつけるのもおこがましい長文つぶやきのようなもの)やりたいなあ。

          • あの日の推しを忘れない

             雨戸越しにも雨風の暴力的な音が聞こえてくる。今日は一日中家を出なかった。緊急速報が不気味なほど大きなバイブ音で私の恐怖心を煽る。  こんな時、思い出すのは2011年3月11日。自らが経験した最も大きな災害、東日本大震災だ。当時、私は岩手県の中学1年生だった。翌日は先輩たちの卒業式の予定だった。1年生は午前中だけ準備に参加して、昼前に下校。友人二人とお喋りをしながら帰路についていた、その時だった。   ボロ家のガラス窓がガタガタと唸っていた。「地震?」「昨日も地震あったよね

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          • 推しがいるということ。
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            台風対策

             台風が近づいているという。雨戸を閉め、菓子パンを気休め程度に購入した。この世が終わるとでも言うかのような報道に、浮き足だった街。台風が近づいてくればくるほど、逆に現実感が薄れていく。  水を浴槽に溜め、ライターも買った。水道、火が確保できたら、あと用意すべきなのは光か  物置の隅から、1回ライブに行くごとに1本増えていくペンライトを掘り起こした。電池は十分に残っている。私の部屋をライブ会場にしないためにも、台風の被害が大きくなりませんように…。

            自分の人生以外に応援したい人生があること

             大変だなあ、悲しいなあと感じることがあると、自分で自分を甘やかす。卒業研究の中間発表で、教授陣に苛め抜かれた日は、いつも買わないテレビ誌を欲望のままに買ってしまってもいいだろう。少し高いパン屋のアップルパイをおやつに買ってもいいだろう。発表の反省をせずに、YouTubeで時間を溶かしてもいいだろう。だって、しんどいから。自分の機嫌をとる人はもう自分しかいないから。  反抗期の頃、お母さんと喧嘩したときの避難シェルターは本の中だった。「もう知らない!」と啖呵を切って、自分の

            「真面目に頑張る」が一番偉い世界がいい。

             はじめてYouTuberの推しを見つけてしまったかもしれない。今日は5時間近く、とあるYouTuberの動画を見続けていた。名前を出せばだいたいの人が知っている有名な2人組YouTuberである。今年の3月まであまりYouTubeを見る方ではなかった私でもその名前には聞き覚えがあった。(Nくんを推すようになったきっかけがYouTubeであるため、今ではYouTubeを浴びるほど見ている)  名前に聞き覚えがあり、何個か動画を見たことがあっても、そのYouTuberにハマると

            筆箱の中のスティックサラダ

             日常的に手紙を書いていたのは、中学生の頃までだったと思う。中学に入学してすぐ、ミクという友達ができた。気遣いが出来て、優しくて、その頃少し世間からズレていた私にも、呆れず付き合ってくれる、懐の広い女の子だった。毎朝、学校に行くとミクからの手紙が私の机に置いてあった。その手紙はハートやワイシャツ、飴玉など可愛い形に折られていて、その上には1つ1つ色を変えた「マカロンへ」という5文字が躍っていた。(マカロンというのは恥ずかしながら当時の私のあだ名である)   私は席に着くなり

            貴方ともし会うなら

             蕎麦屋でアルバイトをしている。朝10時から11時半まで営業準備、11時半から15時まで昼営業と締め作業。アルバイトを始めた当初は、覚えることが多すぎて毎日てんてこまいだった。バイトの時間が終わると足腰や腕より頭が痛くてたまらない。脳みそのしわを全部引き延ばしてぬるま湯に浸したら気持ちいだろうか、などと非現実的なことを考えながら賄いを食べる。  そんな日々が1か月も続けば自然と要領を身に着けていく。今ではすっかり仕事に慣れ、何も考えずとも身体が勝手に動く。特に営業準備の1時間

            人生の夏休み中、アイドルを推してます。

             大学生の4年間は人生の夏休み。なら、大学4年生は8月の最終週と言ったところか。私は夏休みの宿題をため込む子どもだったが、人生の夏休みは計画的に過ごせた方だと思う。3年までに必要な単位を取り終え、就活も梅雨入り前に終了した。残るは卒業研究と、週に1コマの必修授業だけ。人生の中でこれほど家にいる時間が長いのは保育園入学前と、今くらいだろう。  大学から徒歩15分ほどの距離にあるアパートの2階。1Kの部屋は私だけの城だ。7.5畳のお城の中で私はマリー・アントワネットのごとく、ワ

            KDPで電子書籍を出版してみた話 (加筆修正版)

            KDPで電子書籍を出版してみた話 -今日から私は!- という当時ハマっていたドラマの影響をもろに受けた題名でnoteを投稿したところ、多くの方にご覧になっていただいており大変恐縮しております。 KDPについて断片的に紹介している記事は数多くあれど、1本のブログを読むだけで初期設定から出版まで全部できる記事はないなー。 いろんな選択肢を紹介されて、「該当するものを選択」と言われるけど、結局私はどれを選択すればいいの? とか、KDPに関する記事に不便さを感じ、それらの問題を

            未だに紙の本だけが至高ですか?

            この記事はklis雑アド9日目の記事です。 今回、私は電子書籍に愛を叫びたいと思います。 実は私は最近、好きが高じて自分で電子書籍を出版したのですが、そのお話はせっかくなのでklisの本アドの方へ載せたいと思います。(某将軍先生がRTしてくれるから) 記事は一週間後、12月16日です。そちらもぜひ。 じゃあ雑アドでは何を書くかというと、電子書籍を「読む」ことについてです。 klisの皆さんの中には「電子書籍反対!」とまで言わなくても「まあ、どっちかといったらやっぱり紙の本

            獣になれない私たちが面白いという話。

            日テレ水曜22時の帯ドラマ、獣になれない私たちを観ている。 ガッキー演じる深海晶は周りに気を遣いすぎる「すり減らし系」女子。 会社、彼氏、家族。様々な人間関係にがんじがらめになる姿は現代人そのもの。 プツンと切れて、 とか、 偶然良いタイミングで、 とか、 そういうドラマティックな展開がない。 ドラマなのに。 そのあえて魅せない脚本が「ドラマでぐらいはスカッとしたい!」という層に嫌われている感がある。 が、昨日の7話。グッと辛抱して、あるいは脚本家野木亜紀子

            おいテレビ局。おっさんずラブの後に続けと男性同士の恋愛ドラマを量産しても視聴者はなびかないからな。

            今、巷をにぎわせている「おっさんずラブ」 おっさん同士の恋を描く「おっさんずラブ」 この成功に我も続けと、各局は男性同士の恋を描いたドラマ企画を立てているかもしれないが、ただただBLをなぞるだけでは、おっさんずラブのようにはいかない。ということをここで断言させてもらう。 おっさんずラブは「BLだから」流行ったわけではない。 逃げ恥や半沢直樹やあまちゃんが流行ったのと同じように、「ドラマの質が高いから」流行ったのだ。 私は今回、毎クール10本弱のドラマを追うヘビードラマユーザ