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どうして仕事に「飽き」てしまったのか
仕事に「飽きる」という感覚を持ったことがある方はいらっしゃいますか。
私は今(というかここ半年くらい)、仕事に飽きている状態が続いています。
「飽き」というのは怖いもので、私の仕事に対するやる気や熱意を一気に奪い去っていきます。
周りの友達でそういったことを言っている人はあまり見たことがないので、私特有の珍しい話なのかなとも思いつつ、飽きが来てもそれを当たり前のことだと思ってそのまま受け入れている人ももしかしたらいるのではないかなあ、
なんて思い、
今日は、自分の仕事に「飽き」がきてしまったまでのプロセスと原因について考えてみようと思います。
プロセス
まずは、現職の仕事を例にとって、「飽き」が来るまでのプロセスを棚卸してみます。
1. がむしゃらに頑張る
今の会社には、大学4年の5月ごろには内定をいただき、内定者の時期からインターンをして、そのまま新卒で入社をしています。
インターンでの業務は、個人で進められる作業系の内容であったため、成果物の方向性だけ上司とすり合わせをして、関連するPCスキルの勉強を独学でしたり、上司にFBをもらったりしながら黙々と進める毎日です。
(今思えば、就活のバーンアウトの埋め合わせをしていたのもあるかもしれない。)
この時のモチベーションは、たぶん以下の4つ。
・自分が手を動かして成果物が出来上がっていく(つくる系の)業務であった
・その成果物を同じように作っている人が社内にいなかった(自分が初めて)
・スキルを身につけている!自分すごい!という実感があった
・ここまでの完成系をいつまでに、という期限(目標)が明確であった
そうしてインターン期の作業目標を無事達成し、そのまま入社。
入社後はインターン期とは別の主業務があったため、その習得に全力を注ぎます。
余談ですが、周りの同期や先輩には、「そのモチベーションはどこからくるの?」とか、「少しは手の抜き方を覚えた方がいいよ〜」なんて言われることもあったりしました。
(自分ではそういう自覚がなかったので、モチベーションがどこから来るかなんて聞かれても、目の前のことに必死で食らいついているだけだとしか思えなかったし、チームのためになりたい、という想いが強かったものの、それが質問への回答になるとも思えなくてはぐらかしていました。笑)
この時のモチベーションを今考えると、
・できないことが着実にできるようになっていく感覚があった
・先輩が1年目のときよりも自分が早くできるようになりたいという負けず嫌い
・チームの課題が全員の共通認識としてあった(→それを改善していきたいと思っていた)
そうしてがむしゃらにやっていくうちに、徐々に業務に慣れていきます。
2. 慣れと、違和感、しかし一旦受け入れる
「きた」と思ったのは、1年目の終盤あたり。
主業務はもちろん、そのほかの付随する業務にも範囲を広げていたものの、1ヶ月単位での業務の流れを掴んで、無理なくこなすことができるようになってきた頃でした。
慣れると、他のことを考える余裕ができます。
今後ずっとこの仕事するんだろうか、と違和感を抱いて転職しようかと考えてみたり、
いやでも慣れてきてるこの状況って結構おいしくない?後輩もできるし、今って結構居心地良くない?なんて囁いてくる自分もいて、
だったら一旦今の仕事はこれはこれと受け入れて、
仕事は最低限しっかりとやりつつ、プライベートでも充実させてみるか、
と思いジムに入会して筋トレしてみたりしていました。
それなりに充実していたし、その時は
これもこれでアリかも
なんてふわふわ〜と生きていました。
3. 違和感、さらに大きなものとなり、再び
しかし、一度抱いた違和感というものはなかなか消えて無くなるものではありませんね。
それどころかさらに大きな、確実性のある形となって再び現れてくるわけです。
この時の仕事は、「慣れ」を超えて、
「飽き」、
もしくは、「つまらない」という感情からくる苦痛のような感覚を感じるようになっていました。
特段苦手な業務もないし、(これはこれでとても恵まれているのだけれど)
人間関係も悪くない。
一定の評価もしてもらえる。
でも、つまらないと思いながら毎日8時間の時間を過ごすのは、
意外と苦痛なものなのです。笑
転職を始めようと思ってからは、自己分析に時間を割くようになりましたが、
そっちに時間を使いたいので、仕事に使っている8時間が、もったいない、と思ってしまうくらい(かといって先に退職する勇気はない)
.
つらつらと書きましたが、
以上のような流れが私の「飽き」がくるまでのプロセスでした。
次から、その原因をより具体的に、みていきましょう〜
原因
単純に、「慣れた」から
これは言わずもがな、というかここまで読んでくださった方はお分かりになるかもしれないですが、
「できるようになる」ことを目先のモチベーションの一つとしていた私にとって、「できるようになってしまったこと」は文字どおりただの業務でしかないです。
業務内容自体が自分が特別やりたい、と思うものでない限りは、そういうことは一定起こると思います。
また、私が新卒でやることになった業務は、「絶対無理!」と思うような苦手なことがあまりありませんでした。
もちろん必死で努力はしましたが、努力すればできるようになる範疇のことでした。(褒められて伸びるタイプなので、これはとてもありがたいことでした)
ただ、これは一つの要因であって、
仕事は毎日の繰り返しだから、これだけで飽きたからつまらない、とはならないはずです。
では何が原因なのか。というと、
人生の普遍的な目標がない、もしくは会社の方向性が自分の目標とマッチしていない
結局はこの会社でなりたい自分の姿、であったり、この会社で成し遂げたいこと、などの目標があるかどうか
という部分になってくると思っています。(結局こういう内容かよ、と思った方、すみません)
目先の業務の先により大きな未達成の目標があれば、
そのために今やっているものとは別の施策を打ってみたり(飽きの解消)、業界について知識をつけて、その道の専門性を高めていくことだってできます(更なる高みを目指す)。
なので、私には、そういうふうに思えるほどの熱量を、この業界や会社に対して持てなかったことが転職をしたいと思っている原因だと思います。
対処法を考えてみよう
(先に言っておくと、今私はここでつまづいています。
答えが出ないので、転職活動が進みません…)
目標をアップデートしていく
私は利他性が高く、割と目標に向かって突き進んでいきたいタイプなので、
会社の方向性に共感した上でそれに向かって自分ができることをどんどんやっていきたい、会社に貢献したいという想いが強いタイプです。
なので、会社の方向性への共感は前提なのですが、
より具体的な業務的な面でいくと、
目標を段階に応じてアップデートしていけるような職種が良いのかなあ、と思っています。(そんな職種があるのかは知らないし、捉え方次第でどの職種でもどうとでもなるのかしら)
一つの目標をクリアしても、また次の目標が現れる。
会社の大きな目標に向かって自分の業務上でマイルストーンを敷いていくイメージです。
.
人生の大きな目標はあります。(生きていくのが大変な人生でも、日常に活力や幸せを与えたい)
でも、それを業界や職種、企業になかなか落とし込めない。。
おわり
「会社の方向性に共感できないので転職したいが、転職先の方向性が定まらない」
短くまとめれば上記の1文でおさまるところを、
こんなに長く書いておいて、その上結論がない記事になってしまったのですが、
ここまで読んでいただいた方、本当にありがとうございます!
また心境に変化があれば書いていきたいと思います~~
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