見出し画像

展示会という貴重な機会で最大限のパフォーマンスを出すためのTips。勝敗は申込時点で決まっている!!~企画編~

フルカイテンはサービスローンチ後、手あたり次第色々な展示会に出展しました。東京ビックサイトや幕張メッセ、大阪はインテックスやマイドーム。そこでいろんな成功・失敗を経験しました。
その中から手ごたえを感じた展示会を厳選し、2020・2021年とさらにリピート出展しました。

フルカイテンには、そんな歴史の中で経験を積み、数々の展示会の選別、申込から後片付けまでを一手に担当する「きくりん」というスーパーな人材がおります。

そこで、今回はきくりんに展示会のノウハウを書いて!とお願いしてみました。きっとみなさんのお役に立てると思ったからです。

初回のこの展示会ノウハウのnoteでは、企画編を公開します。
なんと、展示会の勝敗を分ける!と言っても過言ではない(と、読んだ私の感想)企画から申込のプロセス。貴重な機会で最大限のパフォーマンスを出せるよう、ぜひ一読ください。

展示会のプロきくりんが語る!申込編

フルカイテンの菊池です。
弊社は年に数回、展示会に出展しています。このnoteでは展示会の企画から、出展準備、当日運営、までのノウハウをまとめていきます。

今回は直近でフルカイテンが出展したファッションワールド東京@ビックサイトをモデルケースに書いていきますが、ほとんどの展示会で共通のことが多いので、今後展示会出展を検討されている方の参考になればと思います。

展示会は、会社や社員の雰囲気、プロダクトの社会貢献度や課題解決力、実際の画面をお見せするデモなど、フルカイテンのメンバーが直接お客様とお話しする、とても貴重な機会です。
今回は、その貴重な機会で最大限のパフォーマンスを出せるようにするためのポイントをお伝えできればと思います。

出展申込は早いほど得!

ほとんどの展示会は、出展申込の際に小間数(ブースの広さ)と小間位置(ブースの出展場所)を決め申込書に記載をします。
小間位置は先着順で希望の場所を抑えることができるので、早く申し込めば申し込むほど希望の場所が確保できるというメリットがあります。
展示会によっては、早期割引などが適用になる場合もあるので、出展申し込み日などを予めチェックしておくと割引価格が適用になる場合もあります。

勝敗を分ける小間位置選定!ポイント2つ

展示会の成功における最大のポイントは、小間位置選定です!
そのために把握しておくべき重要事項は、下記の二点です。

【1】メイン通路の位置
【2】会場の人流経路

まず【1】の「メイン通路の位置」について説明しておこうと思います。
展示会の会場内は、たくさんの通路と、通路に挟まれたブースで構成されています。
通路幅にもよりますが、入り口からドーンと直進する幅広の通路がメインの通路となることが多いです。
もちろんメイン通路沿いの小間位置なら、よりたくさんの人にブースを通ってもらえます。

次に【2】会場の人流経路について。
入場した人は、まずはメイン通路をまっすぐ進んでいくことが多いです。
また、狭い通路より広い通路の方が人通りが増える傾向にありますが、一概にそうではないケースもあります。例外として下記のような場所は人通りが多く、かつ足を止める傾向があります。
・セミナーブース付近
・休憩スペース付近

足を止める位置近くの小間を押さえれば、休憩中にじっくりブースを見てもらえますし、声かけも聞いてもらいやすいですね。

これらの情報をを予め把握しておくことによって、小間位置は、【メイン通路×会場の人流経路】の掛け合わせで決めましょう。

より多く人が通り、より足を止めてもらえる位置を見極めて出展すれば、展示会成功の確率はグンとアップします!

人流を把握した上でのブース設計

【2】の会場の人流経路
展示会の通路は一方通行になっているわけではないので、来場されたお客様は右往左往と自由に歩くことができます。
しかし会場によって、概ね多くの人が動く時の動き方というものがありますので、事前にリサーチしておくことをおすすめします。
例えば、今回のビックサイトの西展示棟では赤矢印のとおり時計回りに人が流れる傾向があります。
もちろん傾向の話なので、全ての来場者がこの動きをするわけではありませんが、確率の問題です。

会場小間位置図

このリサーチは、ブースデザインなどにかかわってきます。

簡潔にお伝えすると、多くの人が歩いてくる川上側に目立つ社名看板やキャッチコピーなどを向けると、効率よく多くの人の視界に入ることができます。なので必ず人流の方向はブース設計の際に考慮に入れます。

出展したことがない会場での展示会を検討している場合は、別の展示会の会期中などに一度実際に会場に出向いて、人流経路を確認してもいいかもしれません。
遠方で難しい場合は主催者に問い合わせをしてみるのもいいですね。(教えてくれるかどうかは分かりませんが・・)

虎の巻としたこの2つのポイントと、自社の出展費用の予算とのすり合わせで出展ブースの小間数・小間位置を決定しデザインを検討し、成果の最大化が狙えるといいですね!!

今回は申込時期・小間位置の選定・人流に合わせたブース設計に注目して、企画編として書かせていただきました。
次回は、出展準備編として、ブースの施工業者の選定や、デザインなどについて書いていこうと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?