たとえオトナになろうとも【#やめとま話】
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たとえオトナになろうとも【#やめとま話】

最後の晩餐は、"かっぱえびせん"かも知れない。

「戸棚の中に、おやつがあるわよ」
子どもの頃は、母のそんな一言で戸棚を開けた。

定番のポテトチップス、サッポロポテトに、サッポロポテト・バーベキュー味。そして忘れてならないのが、かっぱえびせん。
Calbee(カルビー)商品は、私のおやつのテッパン。
両親共働きで、日中、家を不在にするため、母がこれらの菓子を用意してくれていた。

当時から読書好きな私。
本を読みふけりながら、お菓子を口にする。
特に、かっぱえびせんは、袋を開けた瞬間に漂うエビの独特の香り。心地よいサクサク感に、エビ混じりのほどよい塩気がたまらない。

気がついたら、あっという間に袋の中がカラ!ということが何度もあった。
「しまった!」と思っても、もう遅い。
また全部食べちゃったと、しょんぼりするのであった。
その度に、
「本を読みながら食べるのはやめなさい」
だとか、
「袋から直接食べるんじゃなく、お皿に取って食べなさい」
など、お行儀の悪さを叱られた。
でも悪いクセはどうしても治らなかった。
だって、親に叱られるような食べ方をした方が、絶対美味しいんだもの。

8月10日は、や(8)められない、と(10)まらないの語呂合わせで、『かっぱえびせんの日』だそうだ。

長じて、いいオトナとなった今も、本好きもお菓子好きも治っていない。
自分で食事を作るようになった今は、口直しと称して、お菓子に手をつける。

さすがにオトナになると、健康にも気を使う。
たくさん食べると太るから。大袋はやめて小袋にした。
塩分取りすぎも気になるから、減塩タイプがあったら、ちょっと物足りないなぁと思いながらも、そちらを購入する。

本気で最期の晩餐は、かっぱえびせんかも知れない。
オトナになっても、やめられない、とまらない♪

【#やめとま話】の締め切りは、7月26日!

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おおっ!
書くことをライフワークにしていきたい、子なし・アラフォー・おひとりさま。 読んで、書いて、何者かになっていきたい! 読書エッセイを書きつつ、note上のお題や企画に、ひっそりとチャレンジしています。 まずは、細々と書き続けることが目標です。