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いつもオールバックなのは本の主人公に憧れたから「本を語りたい。」

いつもオールバックなのは本の主人公に憧れたから

毎日、オールバックなヘアスタイルのSeichanです。

カフェも営んでいる僕ですが、最近のカフェの店頭に立つスタイルとはまた一風変わったスタイルをしています。ヘアスタイルはオールバック、来ている服装はスーツなスタイル。他のカフェの店頭に立っている店員さんを見ると、可愛い制服やラフな格好が目立つ今日この頃。なぜ、自分は堅苦しいスタイルを貫いているのか。それは、ある一冊の本が関係しています。

ヘアスタイルがオールバックな事と、本との関係をお話していきたいと思います。関係はとてもシンプルで、お気に入りの本の主人公がオールバックだったというだけです。かなり、映画や本やテレビに影響されやすかった自分。本を読んで「こんな人間になりたい。」と思えば、すぐにスタイル(ファッションとかヘアスタイルとか、口癖とか)を自分へ取り入れて本の登場人物になり切ってみることも何度もしたことがあります。

『なり切って』みたキャラクターには、様々な本や映画の登場人物がいますが、特に僕が『なり切った』キャラクターは『グレート・ギャツビー』という本に登場する主人公のジェイ・ギャツビーという人物です。

『グレート・ギャツビー』についてのご紹介と、その本に感化された自分のヘアスタイルがオールバックな関係をnote記事にしていきます。


■本日の「○○したい」は…

本日の「○○したい。」は「本を語りたい。」です。

本を語りたいと言っても、年間読書数が2冊と驚異の数字をたたき出す自分のおススメの本には特殊な視点からの本の評論はできないかもしれません。しかし、あまり本を読まない自分だからこそ、そして本に触れあわない自分にこそ、本を評価できる視点があると思いました。

年間読書数が100冊を超える人には出来ない視点の本の評論の仕方が、年間読書数2冊の自分だからこそ、出来るのです。(それでも、最近読書に興味が湧いて、一日10冊の本を読んでいます。)本を読んでいない自分だからこそ出来る本の勧め方が存在すると思っています。本をあまり読まない自分は本への興味が少ないとも言えます。「本への興味が少ないのに、この本を読めた!」という感想を持った書籍には、本への興味がない人が読みやすい本であると考えます。なので、同じように本へ興味がない人へ自分のお気に入りの本を訴求できると思っています。

-このnote記事でやりたいこと-
・本に興味がない人へ本をおススメしてみたい
・本をあまり読まない人ならではの本の紹介をしたい

本に興味がない自分がおススメ出来る本をご紹介します。それが『グレート・ギャツビー』という本です。

本を読まない・興味がない自分が、この本に出会う前のトピックは恋愛でした。学生時代当時はとても恋愛について考えた・考えさせられたタイミングがありました。時には恋愛について学生ならではの不信感を抱くことがあって、それでも恋愛についての個人的な意見も答えも見つからない日々。思春期のタイミングなら誰しもが抱く感情に押しつぶされた時期があります。そんな日々に自分だけの考えや無理やり出した答えには不足を感じていました。それなら先人の意見や恋愛の指南書を聴いて読んでみたら良いという思考に行き着きましたが、なかなか子供じみた恋愛指南書や自分の価値観とは異なった意見を聞かされます。結果、小説の考え抜かれた言葉を借りようとして、書店で手に取った本が『グレート・ギャツビー』でした。

『グレート・ギャツビー』には学生には程遠い、家系とかお金とか結婚とか妻子とかのテーマが盛り込まれた大人な小説です。主人公は成り上がりのお金持ち。そんな大富豪が恋愛や夢を追う物語です。スケールが大きすぎて、なかなか自分に照らし合わせて物語を楽しんだり、言葉を借りることは出来なかったのですが、恋愛というテーマを持った『グレート・ギャツビー』という本には親しみがありました。

大人になっても、お金をどれだけ生み出しても、恋愛で苦しむ人は存在するという事実に胸を打たれたのは覚えています。ここで学生ながら『どんな人間でも恋愛に苦しむ』ことを発見したのです。主人公のジェイ・ギャツビーと同じ境遇の学生時代を楽しんでいる自分に誇りを抱いたし、主人公のジェイ・ギャツビーへの親近感も抱きました。

親しみを込めて、その本を読んでからというもの、僕のスタイルはスーツライクなものへ進化していきます。ヘアスタイルはオールバック、お仕事をするときはスーツというように。

そんな自分のスタイルを変えてしまった本、『グレート・ギャツビー』を今回ご紹介します。


■『グレート・ギャツビー』の読書感想

夢を追うジェイ・ギャツビーの恋愛を物語にした作品です。

夢と言っても簡単な夢ではなく、アメリカン・ドリームを勝ち取りたいという夢。生まれや家系やお金や夫婦がいるかなどに重きを置かれる1922年。そんな中で、自分の過去に後ろめたさがある今回の主人公ジェイ・ギャツビー。貧困な家庭で育ったジェイ・ギャツビーには舞台となる20年代のアメリカは絶望的な生活を送ります。しかし、自分は「選ばれた子」であると幼少期から信じていたジェイ・ギャツビー。チャンスをつかみ取るために行動していく様は、自分の生活を見直す良いキッカケにもなりました。結局、チャンスをつかみ大富豪にまで上り詰めるジェイ・ギャツビーは、「過去はやり直せる」と確信していました。人妻になってしまった交際していた女性へも「過去はやり直せる」と信じて止まないジェイ・ギャツビーに現実の厳しさが待ち受けていました。

チャンスをつかむ男、ジェイ・ギャツビーの「過去を変えられない恋愛」を描くアメリカの作家F・スコット・フィッツジェラルドによる『グレート・ギャツビー』には、心を揺れ動かすチカラ強さがあります。「過去はやり直せる」という意思に動かされた自分も居ます。本を読んでいた当時、恋愛に執着していた自分は、『グレート・ギャツビー』のジェイ・ギャツビーの「過去はやり直せる」という空虚な言葉に我に返って、「過去はやり直せない」ことに気付きました。

他人の意見を一切挟み込ませなかった自分の恋愛感情へ、足を踏み込んだ初めての作品『グレート・ギャツビー』

「過去はやり直せる」と「過去はやり直せない」という矛盾した感情に浸りながら、チャンスをつかむ男になるために、今日もカフェ店頭ではジェイ・ギャツビーの真似をしてオールバックなヘアスタイルです。


■まとめ

カフェを営むスタイルがオールバックなヘアスタイルでスーツという着こなしをしている自分。そんな自分のバイブルとも人生の指標ともいえる『グレート・ギャツビー』の作品紹介をさせていただきました。「過去はやり直せる」というジェイ・ギャツビーの言葉の裏には「過去はやり直せない」という矛盾したテーマが隠れていると思っています。チャンスをつかむ男でさえ「過去はやり直せない」人生がこれからあるということに恐怖感を抱きながら、「過去はやり直せる」というジェイ・ギャツビーの言葉に救われる。そんな『グレート・ギャツビー』という本のご紹介でした。


■note記事をポッドキャストにしてみました

Fullcity ポッドキャストのジャケット(自作しました!)

今回のnote記事をポッドキャストに収録してみました。ポッドキャストの名前は「Fullcity ポッドキャスト」です。Fullcity(中深煎り)の様に深くて香り高いトークを繰り広げる舞台はFullcity ポッドキャストSpotifyApplePodcastです。そしてstandエフエムにて公開中です。

ポッドキャストへのお便り・質問をお待ちしております。アナタのお便り・質問がポッドキャストで紹介されるかも!


「〇〇したい」をnote記事にしてみたい。

こんにちは!Seichanと申します。僕のnoteの使い方は自分の「○○したい」を表現する場所として使っています。noteとポッドキャストを投稿しています。

「○○したい」という考えは、誰しもが持っている欲求だと思っています。それでも大体は挫折したり、時間が無くて諦めたり、様々な障害が自分の欲求を遮ります。

僕には挫折した「○○したい」がたくさんありました。「あの時、こんなことをやり遂げればよかった」なんて思い出は数知れないのです。

「○○したい」は言わば「夢」や「目標」です。そうです。数知れないくらいの「夢」や「目標」を声にも出せずに諦めてきた人生でした。

「夢」や「目標」になるはずの「○○したい」という「アイデア」を表現していくという「目標」を持っています。

これからは、そんな「夢」や「目標」を声に出す事を、とりあえずの「目標」にしたい。そこでnote記事で自分の考えている「夢」や「目標」を表現していきたいと思っています。


公開済みの「○○したい」


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"「○○したい」を声にする"をコンセプトにしています。

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