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家族と離れひとりでワーケーション③人生の余白
起きた瞬間に「はじめまして」とルームメイトに挨拶。
からの、五島ワーケーション2日目!
今回の私の目的は、家庭人という役割も、職業人という役割も、いったん脇に置いて、深く自分自身と繋がること。
だったんだけど、午前中はなぜか取材班の方が一緒についていらっしゃることに(笑)。
せっかくなので、近辺の気になるスポットまわりにお付き合いいただきました。
まずは、五島に住む友人(※)イチオシのお肉屋さん!
(※仕事で知り合ったのだけど、勝手にもう友達だと思ってる)
絶品コロッケを9こ注文して「後で取りにきます〜」と言うと、揚げたてを1人1こ「食べてみて」とくださった・・・
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カフェは定休日で残念だったけど、よさそうなところ〜。
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漁港では、「ワーケーション参加者が海を見ながら余白を楽しんでいる様子」を、プロのカメラマンさんに撮影いただきました(笑)
恥ずかしいものですね。(いつも撮る方だから余計に)
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ひとりで過ごすために来島したので、ずっと一緒はどうだろうな・・・と思ったりもしたけど、
記者さんから「旅行ではなくて、ワーケーションを選んだのはなぜですか?」と尋ねられて、
「確かになぁ」と考えさせられたのはよかったです。
自分では立てない問いを立ててもらえるのも、ワーケーションイベントに参加する価値の1つだなと思ったのと、
「旅だと、他所者感があるけど、ワーケーションだと、特に五島だと、ちょっとホーム感があるというか、ちょっとした時間に人と触れ合える、語り合えるのが、いいのかな」と思いました。
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お昼前に取材班の方とはお別れして、念願のおひとりさまタイム!
自転車での移動が、大正解。
広い空、青い海、連なる山々を眺めながら、自転車を漕ぎ続けるだけでも、いろんな想いが浮かんできました。
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「いまあるもので、成果を出さなきゃと思ってたんだなぁ」とか。
「これまでの自分は、頑張ってきたけど、とはいえちっぽけな存在だってこと、認めよう」とか。
「縁あって家族になったのは、貴重なことだな」とか。
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日頃から割と、自分のキャリアについては考えているほうだと思うけど、「改めてありたい姿を描く時間が欲しかったんだな」と気が付く・・・。
今回のお気に入りスポットは、「富江神社」。
海に向かってたつ鳥居から、少し小高い丘には本殿があって、ポカポカ暖かい日差しの中で、レジャーシート敷いてのんびり内省しました。
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そんなこと都内じゃ絶対にできない(笑)。
誰か来るかも、という心配が本当ない!だって、ここに来るまですれ違った人全くいなかったから!!
何時には帰っらなきゃとか、夕ご飯何作ろうかなとかも考えなくていいし。
慌ただしい日々のなかだと、いつも「誰かの要求」を気にかけてしまうけど、
慌ただしい日々だったとしても、「周りに応え続けるだけの人生にしてしまっているのは、自分自身なんだな」とふと思ったりしました。
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さて、神社の境内でのんびりするのにもちょっと飽きてきて、人恋しくなってきたので、
自転車で30分ほどのところにある、この夏オープンしたばかりのホテルに行ってみよう!と走り始めました!!
ところが、自転車で30分なんて絶対無理!アップダウンが激しすぎて、半分くらいのところで1時間経過。
結果的には、そのホテルに行くことはやめて、(明日泊まるし・・)引き返すことにしたのですが、
この決断でも、「ああ、そうか」という気づきがありました。
このホテルに行くということは、目的だったけれど、
それすらも「内省の時間にバリエーションを持たせる」ための、手段の1つにすぎなかったのです。
目的だと思っていることが実は手段に過ぎない。
手段のはずのことが、目的にすり替わっている。
これは、日々の生活においても、仕事においても、よく起きているのだろうな思いました。
「本当に求めていることだっけ?」と問うことを、もっと頻繁にしてもいいのかもしれません。
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バンガローに戻って、ルームメイトさんたちとの会話も非常に有意義でした。
奈留島の隠れキリシタンを巡るツアーに参加しておられた方の、「いまさっき起きた出来事から感じたことや考えたこと」をホットなうちに共有してもらえるって贅沢だなと。
普通の旅だったら、こんなことはあり得なくて、五島ワーケーションだからこそ、いきなり本題に入ってもOKなのだという安心感もある。
いろいろなことを自分事に引き寄せるきっかけが、ワーケーションには溢れている。
実務的には何にも進んでいないのだけど、今日は非常に実りの多い1日となりました。
夜は、「焚き火カンファレンス」を取材してきます。
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