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ファミリーってなんだろう。


こんにちは。

ファミリーキャリアコンサルタントのふりふりです。


「ファミリーキャリアコンサルタント」

自分で肩書きを考え、名乗りはじめたのが

2017年後半から2018年初頭だったので

かれこれ、4〜5年経ちました。


これまでの活動で

ものすごく世の中でお役に立てた!

という実感は、残念のがらあまりないのだけれど、


「ファミリーキャリアについて話したい」とご相談いただいたり

「企業研修でファミリーキャリアという考え方を社員に伝えたい」と講習のご依頼をいただいたり

などなど、少しずつではありますが

どなたかのお困りごとを柔らかくする

お手伝いの機会が増えてきたなあと感じています。



もともとのきっかけは、

私自身が仕事と子育ての両立に悩み、

多様な働き方を模索していくなかでの「気づき」でした。


自分が大事にしたいことや、本当にやりたいことを

家族のなかで共有し合って

お互いにサポートし合うことが、お互いにとって心が幸せだし、

お互いのキャリアにとっても

子どものキャリア教育にとっても、

メリットが大きいな、ということを実感したのです。


仕事の大変な時期をずらして

サポートし合える体制を構築することや


子どもにも親の仕事の状況をシェアして

家族一体となって応援すること、


家事代行やシッターでお世話になる "お決まりの彼女" たちの力を借りて

家庭を円滑にまわしていくことなど、


ノウハウみたいなものも掴めた気がします。



広く、「ファミリーキャリア」という考え方を伝えたいと思って

このnoteも始めたわけですが

一方で、ずっと心に引っかかっていた事が、

最近ようやく言葉になりました。


私は、ファミリーキャリアをテーマにしつつも

「両親と子ども」というファミリーの在り方を

大前提とした話しぶりになっていることが多いかもしれない。


もちろん、ファミリーキャリアという考え方を求めてご連絡くださる方々が

20〜30代の結婚したばかり、子どもを授かったところ、というライフステージにあるから

ということも大きいのだけれど、


これだけ多様な時代に

「ファミリーの定義が狭すぎるのでは」

と、ずっと心のどこかで悩んできました。



離婚してシングルで子どもを育てているファミリー、

子どもを授からないファミリー、

親と離れて、祖父母のもとや施設で育つ子どもたちもいます。


私は、「ファミリーキャリア」という言葉を

誰が聞いても傷つかない言葉に育てていきたい。


最初は、仕事の子育ての両立に悩む

若いお父さんやお母さんから

始まってゆくのかもしれないけれども


「ファミリーキャリア」という考え方を

暮らしに取り入れることで

自分たちに余裕が生まれてきたのなら、


その余力を他者の幸せのために

循環させていくような、そして

自分たちのファミリーの定義をどんどん広げていくような

そんな行動変容を、自分も起こしていきたいし

共感いただける人たちと、広めていきたいなと思います。


ファミリーって、

自分にとってのファミリーって

もしかしたら、これからは自分で決めていいのかもしれません。


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