My 10 best songs of 2019
はじめに
今年の自分は、アップアップガールズ(仮)に始まり、春ごろからはハロー!プロジェクトにのめり込んでいた。他方、前の記事のように、非アイドルというとYMOばかり聴いていた。
そのため、新曲へのアンテナをそれほど立てずに一年が過ぎていった。
しかしながら、年の瀬となるとやはり、2019をまとめてみたくなるもので、ここで2019年発表楽曲の中でも良曲だと思った10曲を選んでいこうと思う。
[10位] “Leave A Light On”–Red Hot Chilli Pipers & Tom Walker
バグパイプって単なる one of 民族楽器sだと思っていたけど、この曲で完全にいい意味でイメージ総崩れ。やっぱり生の楽器の良さに気づかされた一曲です。フジロックも来てたから観たかった。
[9位] “今年の夏休みは君とデートに行きたい”−原田珠々華
彼女は、SMAが活かしきれなかった才能の塊であるアイドルネッサンスの元メンバー。非常にピュアでクセのない歌い方が彼女の魅力で、この曲は超がつくほどの王道。大手事務所にブラッシュアップされた女性シンガーソングライターもいいけど、こういうピュアネスも最高。
[8位] “Own It feat. Ed Sheeran & Burna Boy”–Stormzy
僕は米国でヒップホップが流行っている時ほど、「英国ラップの方が好き」と言ってしまいたくなる人間ですからこの選曲。キング👑感のあるアーティストは他にもいるんだけど、そこにエモさを加えられるアーティストは彼だけ。ブラック席巻時代だった今年はヒップホップへの理解が深まった年であり、良いラップとそうでないものの分別もつくようになった。Stormzyは本物です。
あと、サッカーのルカクとは兄弟だと思います。
[7位] “Kill This Love”–Black Pink
リンク貼る必要ないくらいよね、みんな大好きだもん。
あまり、東西で音楽を分けて語りたいわけではないが、ここまで西洋の音楽をそのまま真似たK-POPが西洋で大ヒットするとは。
前述のようにブラック席巻時代であったと同時にガールズパワーな一年だったので、この曲は選ばないと。
Roséには今年何回惚れたかわからない。
[6位] “Take What You Want ft. Ozzy Osbourne, Travis Scott”–Post Malone
英語が分からないのもあって、ポスティーの良さが分かったのは最近(“Fall Apart”の時期くらい)なんだけど、この楽曲には「オジーとトラビス共演させちゃうんだ!」って驚嘆させられた。
あれだけメタルで1970年代から名声を得てきたオジーが2019年になって初のビルボードTop10入りってすごく面白いインシデントですよね。
あと知らない人多いだろうけど、バックのドラムはレッチリ(10位の方じゃなくて本物ね)のChad Smithですよ。
[5位] “R138”–パスピエ
今年のYMO模倣大賞なら間違いなくトップです。
パスピエは2015年くらいに良さに気づいて(その前はただのサブカル的バンドだと思っていた)、ずっと追いかけようと思いながらも追いかけなかったバンド。今年になってアルバムが出てちゃんと聴いたら良曲しかなくて驚き。
芸大出身といえばKing Gnuなのかもしれないが、こちらの方がよっぽどアカデミックで良。
[4位] “無情のスキャット”–人間椅子
イカ天時代にはまだ生まれていなかった僕は、今年の関内デビルで彼らを初めて知った。
デビュー30周年にして海外のメタルファンに見つかってしまった彼ら。正直、評論家の伊藤政則さんもノーマークだった?(相手にしていなかった?)のでは。
過去曲も良曲ばかりで、夏の間は人間椅子ばかり聴いていた。
[3位] “Turning Up”−嵐
今年を語る上で、ジャニーズは切り離せない。嵐による解禁の嵐は、僕のジャニーズに対する考えを一新させた気がする。
てか、自分って結構嵐好きなんだなって、そう思わされた。
この曲で、初めて、J-WaveのTokio Hot 100にランクインした嵐だったけど、歌詞には「Turning up with J-POP」って入ってて、、
なんかJ-POPを定義した界隈(J-POPって言葉作ったのはJ-Waveですね)から「アイドル枠」として嘲笑されていた感があったけど、本当に今年でdecentな音楽として認められた感はありますよね。
[2位] “bad guy”−Billie Eilish
僕は2月の終わりから1週間、英国🇬🇧に行っていた。羽田からの帰りのバスで英国が恋しくなって、BBCのRadio 1を聴いていたのだけど、その時に彼女の“Bury a Friend”がかかって、衝撃。このアーティストやばいと。
評論家の田中宗一郎さんも言っていたが、若者の恋愛、自殺や鬱、同性愛、ビッグになっていく中でのプレッシャー、そう言ったものを全て背負って、楽曲に還元していくティーンエイジャーは本当にパワフルで素晴らしい。
てか、普通にあんなアディクティブなサウンド聴いたら英語分かんなくてもみんなハマるよね。
[1位] “EARFQUAKE”–Tyler,The Creator
前述のように、僕は英語がわからないので、最初は、よくある流行曲かなと思って聴いていたけど、アルバム聴いたら凄さに気づかされた。
この曲は失恋曲でMVはめちゃくちゃ可愛い。ただ、もちろんその可愛げみたいなのはMVだけに限られ、この曲をライブ映像で観ると今度は物凄くカッコ良いい。
こう言ったギャップを作り出すところに彼のクレバーさが表れているし、本当にセンスのいいcreatorだなと感じさせられる。
1位にしたのも、「この曲を1位にした俺ってセンスいいでしょ」と主張したいから。
センスもfameもスキルもあるんだから、Eminemと喧嘩してないで共作曲でも作って欲しいよね。
彼ら2人とLogic、Joyner Lucas、それにケンラマとトラビスが居れば、ヒップホップは暫く安泰でしょ。
リンクが一部、Spotifyなのはご勘弁下さい。
プレイリスト作ろうと思ったけど、10曲って少ないのでやめておきました。
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